ある事件でまったく無実にも関わらず引責辞任された上司がいる。
その御大は、国会の集中審議の最中、『国会、君ら来るんだろ。』と答弁書を読まなかった。
大将とはああいう人をいうのだなと思った。同じ時期、大学の先輩が大臣をされていた。先般、某政党の選対で元大臣から私の名前がでた。〔悪い意味でかもしれない。〕
大臣は、官僚のせいにせず、一緒にバッシングされ続けた。大変、立派な大将だと思う。
昨今、すべて官僚や秘書のせいにしないと気が済まない政治家が増えた。まるで、大本営の負け戦の参謀や文化革命の紅衛兵やナチスの将校のようで不気味に思う。
『ニッポンの農業』〔林雄介著、ぎょうせい〕、『図解雑学よくわかる政治のしくみ』〔林雄介著、ナツメ社〕のおまけ