林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

諸葛孔明の超能力について。(=^▽^=)神風。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。(=^▽^=)

レッドクリフ赤壁の戦いですね。三国志で、曹操周瑜諸葛孔明が戦うわけです。では、何が孔明の超能力だったのか?なんですよ。

通説では、フィクションですよ、曹操の水軍を火攻めにしたい。しかし、風向きが自軍に吹いているから、東南の風を3日間祈祷をして吹かせ曹操の水軍を火攻めで丸焼きにした。で、孔明は、季節風が吹く時期を知っていて天気予報の知識があった。これが、通説三国志ですね。しかし、曹操孫子の編纂事業を行っています。戦にあたり土地の人間を雇用し、気象現象、天気予報をするのは、兵法の基礎中の基礎なんですよ。絶対に、周瑜曹操も、季節風が吹く時期、東南の風に変わる現象も知っていたはずなんです。数十万単位で軍を動かす陣中に知らない人間がいないと考える方がおかしい。
じゃあ、孔明は何をしたのか?。孔明の超能力とは何だったのか?。
東南の風が吹く時期をずらしたんです。天気予報を変えたんですよ。曹操周瑜も、風向きが変わる時期は知っていたから、そのタイミングでの水軍出兵は見合わせて、東南の風が吹かない時期に風を吹かせて火攻めにした話が尾ひれがついて、すごい超能力者にされたんですよ。
饅頭の話も土地神を説得したか、別の土地神を川にすませて洪水をおさえたんでしょう。ただし、元冦の神風でも書いたように、極限まで人間の努力があって神風が吹くんですよ。帝都大戦みたいに、霊術のかけあいが超能力ではないんです。99%、科学なんです。99%科学的に合理的な努力があって、最後の1%がミラクルなんですよ。神風が吹くから何とかなると思って元冦を鎌倉幕府が迎えたら神風なんか吹かないですよ。神風が吹かない前提で戦ったから、神風が吹いたんですよ。神風特攻隊のときも、神風を吹かせなかったでしょう?。神風を期待しても吹かせない。人間が努力しなくなるから。神は冷酷なところがあるわけ。神風特攻隊は、精神的には神様も葛藤があったでしょう。気の毒だし。しかし、神風を吹かせなかった。本当の神風は、戦後の経済復興と高度経済成長ですよ。誰も神風と思っていないし、期待していなかったでしょう?。あれ神風ですよ。
林雄介with,you。

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