林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介と読書会・入門編、中級編まとめ。

まず、本を読んで勉強しましょうということで、3年前にスタートした企画で、最初は「大学・論語孟子・中庸」や向上心、自助論なんかを読んでいました。

しかし、新しい読者も毎年加わるので、入門編と中級編にわけました。
入門編は、新しい読者。中級編は、2年以上前からの読者を対象にしています。ただし、林雄介の本を5冊以上、読んだことがある方は、新しい読者でも中級編に入って頂いても構いません。しかし、中級編では、「古典はやりません。」なぜなら、昨年、一昨年と解説したからです。
それで、ついて来れなかった人は、入門編をやってください。

入門編も参加にあたり、条件があります。下記の必読書を必ず、読んで下さい。「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」(林雄介著、ナツメ社)、「絶対スキルアップする公務員の勉強法」(林雄介著、ぎょうせい)、「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(林雄介著、マガジンランド)です。グーグルブックスがPCで閲覧可能なら、「この通りにすれば受験に受かる」(林雄介、たちばな出版)を読んでください。無料で全文読めるようにしてあります。で、「この通りにすれば受験に受かる」を中古本で買うのはやめてください。転売の対象本で、10万、数万の値段がよくつくのです。そもそも、グーグルブックスで無料公開に踏み切ったきっかけは、転売で10万、あるいは数万で「この通りにすれば受験に受かる」が売られることが多いからです。

中古本の「この通りにすれば受験に受かる」は何のご利益もありません。この本は、印税を受け取らずに開発途上国に小学校を作るために寄付したのです。売り上げ換算で、1校は建ったのです。その運気で、「受験」に受かるのです。しかし、中古本は、私にも出版社にもお金が入りませんから、運気がたまることはありません。他の本の印税を寄付したり、祈祷に使っているので、中古本でこの通りにすれば受験に受かるを買う、メリットが皆さんにはないのです。また、「この通りにすれば受験に受かる」は、出版後、365日、毎日、1時間以上、天神さんに「読者が受験に受かりますように」と祈願し続けた本です。ですから、「本当に、受験に受かる」のです。しかし、もう、あの頃のように、1日1時間以上、受験に受かるように祈願する気力がありません。また、純粋性もありません。

しかし、「再販して欲しい」という要望が一番、多いのが「この通りにすれば受験に受かる」です。いづれ、改定して他の出版社から出すかもしれません。

さて、5月のテキストは、入門編は、「大学・中庸」の大学の部分、中級編は、「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」(林雄介、ナツメ社)です。私の本は、時事本ではありません。政治家や官僚、マスコミが読み、参考にする本です。私の本の解釈で、政治家が政治をやり、マスコミが番組を作るのです。ですから、時事本として読むことは無意味なのです。時事本的な内容が書いてある古典なのです。

普通の、時事本は制度が変われば、あまり役にたちません。しかし、私の本は、党首、幹事長、大臣クラスが読んで参考にし、制度を変えるのに使っているので、制度がなぜ、変わったのか?今後、どう変わっていくか?それがわかるのです。また、私の本は朝日新聞の資料庫にあるので、AERAでも週刊朝日でも、ベースは私の本なのです。毎日新聞は、地方支局に常備してあるのです。(していないところもある)
しかし、産経新聞や中日、東京新聞は私の本があるかどうか?はわかりません。

共産党も地方議員は私の読者が多い。ですから、地方議会の共産党の質問は、共産党イデオロギーに、私の本で基礎知識をつけ、時事をからめた質問や政策になるのです。そして、不思議なことに、超保守系の地方議員からも絶大な人気があります。(ツイッターではなく、本ね)。つまり、右と左の両方から、「なぜか?支持されている」のが私の本です。

これは、本を読めばわかることですが、「私は、貧困をなくそう」としている。ケインズでもマルクスでも貧困をなくそうとした。2.26の北一輝でも貧困をなくそうとした。まず、貧しい人をなくしましょう。そのために、「実学をつけましょう」、そして、自分が豊かになったら、「他人を助けましょう」。
ローマ法王が、マルクスをやったら、こんな感じになりますよ。
近代経済学で学位をとっていますから、「理論的な背景には共産主義はない」。しかし、「思想的な背景は、なんで共産主義で貧困をなくせなかったのか?」というのがあります。結論だけ書くと、「結果平等を保護したらダメ」。生活保護は、解体する。まず、「短期的な収入源は、3ヶ月単位で支給」。で、強制労働。自転車の整理とか、極端な話、DMのラベルの封筒貼りでいいと。「労働に対する対価」しか支給しない。必ず、働いてもらう。2ちゃんねるの監視でもいいから。植物状態にならない限りは、「労働を提供することを義務化します」。

酒、タバコ、ギャンブルを生活保護受給者が、やったら、「強制収容所にいれます。具体的には、放送大学を中心にした、学習センターと職業訓練校」です。前科にはならない。自発的な入所も歓迎。やることは、スキルアップセンターで、大学や大学院の学位が取れると。ここは可能なら、私の直営にして、私の読者で職員を固めたい。宗教的な言い方をするならば、「観音、普賢、文殊、地蔵」による「スキルアップセンター」です。職業訓練や少年院で矯正できないのは、最高の人材を投入しないからです。スキルアップセンターは、私の直営にして、最高の人材を投入します。最高の人材を投入しても、士気が低くなるから、私の直営にするのです。
ここは、ネットでつないで、全国民が授業でも訓練でも視聴可能にすると。
で、世界政府ができたら、ここを中核にして、アフリカや米国の貧民教育をやります。しかし、こうしたリベラル系な方法は、必ず失敗します。そこで、世界政府大統領はプーチンみたいな独裁者にします。

大統領を独裁者にして、リベラルな方法で、貧困救済をして、貧困者がいなくなれば、大統領解任。ロバート・オーエンとか理想郷作りは、トップがお人よしだから、失敗した。トップが閻魔大王とか、プーチンなら、理想郷政策が可能なんですよ。織田信長みたいな人。

続く。