林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

2010-09-30から1日間の記事一覧

原文とレイアウト版比較一例。

P179 原文 自由競争と規制緩和。 日本が近代化をするために国家が産業を育成。 ↓ 敗戦後、焼け野原から日本を復興するために国家が産業を育成。 ↓ 経済成長をとげた後は、規制がない方がいい〔財界の要請〕↓ 規制緩和すると、通常は、合併を繰り返し巨大…

医者は悪者?

新刊P177、図版イラストで険しい顔のお医者さんが救急医療の受け入れ拒否をしています。 実は、今回、私は新刊のイラストを本を印刷する数日前にしか見ることができません。 ちなみにP177は救急医療はリスクが高いため引き受け病院がなくなる、また…

国会の指示で政策評価?

新刊P173、いらない『→』が勝手に勘違いである場合、今回の図版はたくさん勘違い『→』が多様されていますが、国会スタッフが6千人以上いるのに各省庁に大臣答弁などを作成させるという文章の切り貼り、大臣答弁が削られて政策評価に国会から→があり、国…

地方への財源移譲について。

新刊P171。 切り貼りの図版。 『地方自治体を自主財源で運営していく場合、地域による格差が大きくなってしまう』→中央から地方へ財源移譲。 解説 何の解決にもなりません。地方分権の話です。 ようするに、東京と沖縄では経済格差があり現在は国が交付…

赤字の事業をやるのが国。

新刊図版P175、私の本の読者の皆さんはよくご存知のように民営化万能論に私は反対です。 救急車とか警察が有料なら怖い。イラスト、赤字の国の建物泣いている。黒字の民間の建物は笑顔。こんな不愉快なイラストはない。著者の私が怒り狂っていますから、…

規制緩和をしないと…。

新刊P179、私の長い文章を一部、削除した結果、『規制があると、適度な企業が競争し、市場が活性化する』とあります。これは、金融ビッグバンのように市場の競争を活発化させるといって銀行に自由競争をさせた結果、メガバンク数行になった。つまり、自…

外交官は語学に堪能でなくてもよい。

新刊P209、私の原文の大意、外交官は交渉力が大切、外務大臣や経済産業大臣等に通訳が付く話↓ 編集後。 交渉の席には専門の通訳が付くので、外交官は交渉に専念できます。 解説 いつから、すべての外交官に通訳がつくようになったのでしょうか? 広義の…

日本語が国連公用語ではない理由。

私の文章を削ってできた文章。面白いので載せます。 P217 UN〔連合軍〕が母体なので、それに参加していなかった日本、ドイツ、イタリアの言語は公用語に選ばれなかったのです。 〔引用終わり〕 解説。 この文章を直した編集者は連合国と枢軸国〔日本や…

天皇は条例を公布できる。

新刊P221。行政書士なんかの参考書でよく間違いがあるのですが、自分の本にあると怖い。レイアウトするときに、ワードから貼らずに打ち直しているのかな? 憲法7条によると、天皇は憲法改正、法律、制令〔政令の間違い〕、条例〔条約の間違い〕の公布が…

新刊P213。

国連で議決された『京都議定書』。いつ国連で京都議定書が議決されたのでしょうか? 複数の国の条約というのは、国連やWTOや国際会議、様々な状況で締結されます。条約は、国連だけで結ぶわけではありません。 『ニッポンの農業』〔林雄介著、ぎょうせい…

新刊P199図版。

警察と公安調査庁の違いを原文に書きましたが、レイアウトされたものは警察庁と公安調査庁の違いになっています。 これだと警察庁に捜査権があり、拳銃使用ができることになります。捜査をできるのは都道府県警察です。 公安調査庁というのは、平たく言えば…

焚き火に最適。

林雄介の本で焼くと美味しい焼き芋ができます。 本を買って、焼いてくれるのは私に対する寄付行為です。 例えば、新刊を1万冊単位で買って、読まずに焼却されたら、ありがたいことです。それで生活させていただいているわけですから。 一応、意見はしますよ…

心の狭さ。

著者の性格を把握しなかったらダメ。 メールが1日以内に返信がなかったらアドレス帳から削除するような心の狭い人間に、事後報告するのは危険すぎる。 最初の仕事は事前報告じゃないと…。 イラストもどんな絵で誰が書くかも知らされていない。 私の本のイラ…

お金。

お金に使われず、お金を使いこなし、お金で人を幸せにする。現代に生まれた以上、修行・修養のテーマでしょうね。 もちろん、全く無欲というのも一つの生き方です。しかし、お金を自由自在に使いこなし、お金で人を幸せにする。 大事なテーマです。 『ニッポ…

新刊の図版の邪気にやられない方法。

本文は、何回も校正してありますから、大丈夫です。 図版の邪気、もしも取りきれなかったらまた書きますが、邪気にやられない方法。『図版みて感心しない。自分〔読者〕でもこんなもん作れるわい、自分の方がすごいんだ』と思っていたら絶対に邪気の影響受け…

新刊の邪気の正体。

新刊の図版の邪気の正体は、『読者に教えてやる。自分の方が賢いんだ。』そういう考えでレイアウトして私の文章をいじっているね、たぶん 今まで校正でこんなに腹がたつことはなかった。腹がたって腹がたって、校正して怒り狂っていたんですが、たぶん、読者…

知識量。

私の知識量は、私の本の読者である皆さんよりは少ない。 林雄介の本をたくさん買いそろえてくださる方は、なぜ、林雄介を評価してくださるかといえば、私より賢いからです。上から下は理解できますが、下から上は理解できません。 私の本を理解して出版して…

本の作り方②

ブログは私とauがあれば書けます。しかし、林雄介の本は、読者の皆さんがいてはじめて成り立ちます。 そういう意味では、林雄介の本は皆さんとの尊い協同作品です。 また、量も大切ですが質の方が重要です本も出す度に運が減りますから無限には出せません…

本の書き方。

私の本は、読者と書店と出版社の幸せを祈り込めるまで書きません。 以前にも書いたと思いますが、編集者や印刷所も本当は、お客様の幸せを祈り込まないといけない。読者が幸せになってそれから本が売れるのであって、売れるようにと念じて書いた本や編集した…

ハロー。

林雄介です。ご無沙汰しております。 文章を書くというのは、有形、無形の邪魔が入ります。 私もどうしていいかわからないことも多々あります。原稿の裏に、延命十句観音経を全部、写経して送り返すとか、いろいろ考えております編集部は相当、怖いでしょう…