林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

貧困の再生産。

私が一番、恐れているのは社会階級が固定化されること。

学歴社会は、貧乏人になっても、学歴で逆転できる。
昔の東京帝大なんかそうでしょう?

社会階級の固定化って、価値観の固定化なんです。

仮に貧しくなっても教育に親が投資すれば、次の世代は抜け出せる。極端に経歴や家庭環境が異なる人間は結婚しない。
教育に投資って、親が自分たちの酒、服、レジャー、これを子供に投資する。ただ、実際にできる人は限られてくるでしょう。
お金があれば、教育費は出せる。ない中で、教育費を最優先にするかどうか?
高校無償化も、間違ってはいませんが、無償化になって勉強するかだ。
高校は最終学歴にはならない。いま、大学院が最終学歴になってきた。大学と大学院を見られる時代になるでしょう。
高校無償化で、社会が評価してくれる大学、大学院に行けるか?。
学歴関係ないという人は、私は大きくは2パターンしか知らない。本人が高学歴か、他人に学歴関係ないといいながら自分の子供は高学歴化させている。大多数の学歴不要論の社会に認知された方はこのパターンです。