林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

TPP。

経団連が、強気に農業を攻めていますが、TPPで工業製品等の競争に日本企業が負けたら、日本は農産物輸入できませんよ。

勝てるんだな?経団連は経済戦争に。

日本は、資源がない。農業を犠牲にして、TPPに加盟して加工貿易国の日本が経済戦争に負けたら食料を輸入できなくなる。

もう一つ、すでに家電や自動車など、日本企業は多国籍企業化している。経団連は日本の産業のことは考えないよ。自分たちの多国籍企業の利益しか考えないよ。
私は、農業より国内産業と雇用を心配しています。絶対に外国人労働者は受け入れたらダメ。外国人に参政権も与えたらダメ。

農業がダメになっても日本の産業が勝ち続ければいい。しかし、人件費を下げるためにTPP加盟後は外国人労働者を受け入れることになる。

経団連は、日本に本拠地を置く多国籍企業の利益代弁者。

念書出してもらって、日本に外国人労働者を入れない。日本人の雇用が滅茶苦茶になったら、経団連の加盟企業の全資産売却で日本人、日本国籍がTPP加盟前にあったものに無制限賠償すると。
そこまで、自信と覚悟があればTPP加盟したらいい。

『ニッポンの農業』〔林雄介著、ぎょうせい〕、『図解雑学よくわかる政治のしくみ』〔林雄介著、ナツメ社〕のおまけ