林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介の日々〔墓地経営のための宗教法人の作り方。〕(=^▽^=)

こんばんは、林雄介です。ご訪問ありがとうございます。

林雄介の日々は、どうでもいいを適当に書くコーナーです。
墓地経営を運営して、「世襲経営」する場合、ご専門家がいらっしゃいますから釈迦に説法ですが、墓地の運営会社とは別に私なら宗教法人を設置します。地下鉄サリン事件以降、文化庁宗務課が水際規制〔違法です〕をして申請書受理を避けるようになりました。宗教法人の設立は、単一都道府県であれば県庁に申請します。

新興宗教の申請が、事前相談のところで申請書を提出させない形で申請そのものをさせない。しかし、既存のお寺の別院〔包括宗教法人〕は受理さざるを得ません。しかし、包括宗教法人としてスタートして独立すると本山に睨まれます。

そこで、墓地の運営宗教法人Aの住職を名誉職の私的な相談役にします〔役員にはしない。〕

その上で、宗教法人A、墓地経営を委託された会社、新規に県に単一宗教法人として、申請をします。

私なら、釈迦に説法ですが、宗教法人Aの跡継ぎではない師弟を代表者に、宗教法人Aの僧侶資格を持っている方を法主にして代表者を補佐させます。

宗教法人Aが密教系であれば、祭祀は「聖観音か11面観音」にします。
宗教法人は、まず祭る対象があり〔神仏〕、教え〔法華経の中の観音経を中心に、空海最澄の全著作及び仏典〔実際には個別名称が必要です〕、僧侶と信者〔教化育成〕、この3つの形式要件です。教えが正しいか、神仏がいるかの審査はできません。〔いるかいないか確かめようがないし、信教の自由の侵害になるからです。〕


そして、本尊の他に阿弥陀仏地蔵菩薩、大黒天〔比叡山の三面大黒天〕の3仏を祀ります。

まず、墓地としての役割から極楽浄土に導く阿弥陀仏、地獄まで助けにいく地蔵が必要です。

そして、宗教法人として、今、生きている人の救済と安定経営のために、現世利益を与えてくださる本尊が必要です。
毘沙門天軍神不動明王は根性。薬師如来さんでもだいたいのことはできますが、三十三相に化身して救済できる観音を本尊にするメリット。
1、信者さんが覚えやすい〔長くて観音経、短いと延命十句観音経、元短いと「南無観世音菩薩」。〔教化育成が簡単〕

2、星祭りで、毎年、一回、星の巡りを改善する祈祷ができる。

3、本当に降りてきたら、だいたいの現世利益にも対応できる。

4、同じ理屈で大黒天〔ただし、天台宗密教〕、商売繁盛だから。

祭祀を増やすメリットは、行事を増やせること。

デメリットは、どれも中途半端になる。
上杉謙信公で1ヶ月から3ヵ月、毘沙門堂におこもりして毘沙門天を呼んでいます。そんな簡単に呼べないです、あれもこれも。

教えは、仏典から編纂したらいいんです。
「この世の中のことに一喜一憂せず、現実的な努力に励み、神仏に感謝して、人々のために生きる」〔悟り、努力、慈悲〕
宗教法人で神仏を呼ぶ方法なんか簡単です。「神仏を金儲けの道具に使わない」。だから、ご利益がでなくなる。

あと、サポートですから、宝くじをあてたり、競馬で勝たせたりしない。本人の努力の後押しです。
宗教で全て解決するなら政治も医者もいらない。
普通に、鎌倉仏教でも空海最澄でもどれだけ勉強して迫害されたり、現実的な苦労をしているかです。最低、一切経典を読んでいますよ。だから、宗門ができるのに数十年かかっている。鎌倉仏教を興せるように、比叡山一切経典を集めた、伝教大師は。

で、本題、墓地の委託運営だとお寺〔宗教法人A〕で何か不測の事態が起こったら長期委託契約でもトラブルにならない可能性はない。
宗教法人Aと新設した宗教法人Bの共同運営にして、委託契約を結んで、宗教法人Bは、宗教法人の血筋から代表を迎えて、委託契約会社の宗教法人Aの僧侶資格をある人間が補佐役でやると。宗教法人Bを補佐役の親族でかためたらいいし、そこまで保険をかけてダメなら、それも運。

宗教法人は、形式要件で作れます。神仏が降りてくるか、ご利益がでるかは祈る人次第です。



林雄介with,you。




「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」、「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」(ナツメ社)、「絶対スキルアップする公務員の勉強法」、「絶対わかる法令・条例実務入門」、「ニッポンの農業」、「公務員の教科書〔算数・数学〕」(ぎょうせい)、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)