林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

作家になる方法。〔スキルアップ〕(=^▽^=)

こんばんは。冷えピタと貼るカイロが365日手放せない、林雄介です。お腹と背中に貼っていますから、年間消費量、カイロが〔30個入り〕30箱、冷えピタは、1日2枚だから、年間50箱。
(=^▽^=)


いつもご愛読ありがとうございます。


えっとですね、ご質問にお答えしようと思ったのですが、記事にします。

作家になるのは、本を出したらいいんです。何回かブログに書きましたが、なぜ本を林が書いているのか?振り返ってみましょう。

まず、演劇部や人形劇で脚本を書いたことはありません。書きたい人に書かせて照明器具を作ったり、会計事務をしたり雑用係をずっとやっていました。

初恋?の話に書きましたが、高校のときに一度だけ、文学賞に応募したことがあります。で、高校生の妄想ですから、賞をとったら告白しようと思ってだしたんです。あとは、大学時代にいつか本にしようと思って、ネタ帳を作って原稿を書いていました。

ただね、本を出したらモテるかな?ぐらいだったと思うんですよ、きっと。

本を出してもモテませんから。むしろ、敵が増えます。


夢って、夢であるうちが一番、楽しい。叶ったら現実しかありません。


これは就職でも結婚でも同じです。


食べるために本を書いているんです。大学時代に朝日新聞の求人広告だったと思いますがライター募集のアルバイトがあって応募しました。〔私は接客業、無理ですからね。〕


で、ゴーストライターからスタートしました。たぶん、今より稼いでいました。だから、他人の文章なら私はいくらでもでっち上げれます。勝手に、私が書いてさその著者の名前ででて、人間としてその人恥ずかしくないのかな?100%、私のオリジナルの本も多い。今でも電子書籍で売ってるね。
あと、テープ起こしして話を作る。ビジネス書はほとんどこれ。タレント本も。

でね、よく好きなことを本にしたい書きたいという相談がありますが、私は「好きなこと、書きたいこと」を本に書いたことはありません。出版社から、中身の指定があって、指定通りに書いています。

好きなことを書きたいならブログでいいじゃないですか?
自費出版とか…。


出版社さんがマーケティングをして、売れそうな中身で、それを書いています。それが、文章を書いてお金をいただくということだと私は思います。
だいたい、1割は好きに書いていますが9割は購入者さんのことを考えて書いています。編集箇所に赤字を入れた元原稿があればチェックできますが、編集者が問題ないと思って書き換えることもあります。どの本も。どの出版社でも。

著者が思ったように自由に本を書けると思ったら大間違いですよ。
著者も、出版社に強くいえません。もし、売れ残ったら出版社がダメージを受けます。印刷屋だけ、売れようが売れまいがお金になるのは。特に、印税は前払いで初版全部を貰っています。

だから、「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」と「ニッポンの農業」は絶対に買ってください。〔中身がよい悪いはあまり気にしないでください。〕


昨年、暗黙の了解だった経歴と写真を著作に載せました。
テレビタックルは、たまにですがテレビの出演依頼があります。また、経歴を載せて本を書いて欲しいという出版依頼も何回かありました。日本文芸社さん、ナツメ社さん、ぎょうせいさん、他の出版さんも経歴を隠し続けてくれた。版元に恵まれたんです、読者の皆さんと。ありがたいことです。

今、鳥インフルエンザがあるでしょう?BSEとか鳥インフルエンザを所管していた。書けるわけないじゃないですか?。

民主党の候補だったといいましたよね、民主党は悪い政党とは思いませんが、出馬させるときのキャッチコピー「農水省BSE担当のキャリア官僚、政府に抗議して出馬。」でしょうね、おそらくは。
滅茶苦茶、迷惑ですよ、少なくとも公務員として採用していただいたご恩があるから。

最終面接で、「林さんが目指しているのは行政では実現不可能。あなたがやろうとしているのはキリストと変わらない。」とだめ出しされたから、そのときに不採用だと覚悟しました。ものすごい度量ですよ、農林水産省は。

民主党自民党族議員の地盤から出たかったんです。2人とも、もう議員じゃない。霞ヶ関の掟に書いた政治家で現職の議員はいない。質問主意書だけ長妻あきらさんですが…。一人、どうなったかわからないセクハラ参議院議員がいる。当時の地盤は、北海道。

あとは落選か逮捕かお亡くなりになった。お亡くなりになった方のことはとやかくいうべきではない。


で、食べるために本を私は書いています。仕事ですから、好きにかけるならブログの方が好きに書けます。



ただ、いつも思うのね。不純な動機だけれど、高校、大学と文章を書き続けてきました。で、たまたまゴーストライターをやった。それから、紆余曲折を経て本を書いている。

「人との出会い、人とのご縁、そして、支えてくださる読者の皆さん」がいて本を書かせていただいている。

狙って作家になったわけじゃないです。
恩師が死んじゃったり、農水省を辞めることになったり、私は安定志向も強いから自由業に向いていない。

だから、狙わなかったら本を書けるんじゃないですか?


私はコミュニケーション能力が低いですから、フォローが下手です。ご質問の答えになるかどうかわかりませんが、「いい作品を書けば、作家になれるんじゃない。」、「いい読者を見つけたら、作家になれる。」、ご自身のブログやSNSでコミュニティーを作って、読者ができたら本が出せますよ。そのコミュニティーがあることが実績なんだから。

ご質問は、一冊でいいからということでしたから、「500人」無条件で応援してくれるファンを作ったら出せるはずです。その500人が、10冊ずつ買うか売ればいいから。

医者が本出すとき、自費じゃなくて患者数を出版社は調べます。毎月1回以上、来るリピーターの数。占い師でも、資格業でもリピーターの数。
1冊なら義理で買ってくれます。2冊目からは義理で買ってくれない。


私の読者の皆さんは、私がコミュニティーを作れるとも思っていないでしょうし、ツイッターすら怪しい林にSNSの運営なんか無理ですから。

いつも不思議に思うんですが、なぜ、皆さんは私の本を買ってくださるんですか?
「困っている人を助けなさい。」という宗教でもやってるんじゃないかとたまに思います。

本当に、本当にありがとうございます。

林雄介with,you。


「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」、「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」(ナツメ社)、「絶対スキルアップする公務員の勉強法」、「絶対わかる法令・条例実務入門」、「ニッポンの農業」、「公務員の教科書〔算数・数学〕」(ぎょうせい)、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)