林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

内閣不信任案には林雄介は反対です。〔学問立国は楽しく学ぶ社会の実現である、保存版〕

いつも本をお読みいただき、また、拙いブログにご訪問いただき、お支えいただきまして本当にありがとうございます。林雄介です。

さて、先日の記事にも書いたように私は内閣不信任案には反対です。なぜなら、無駄だからです。菅内閣がなくなっても、舛添総理になるかもしれませんし、どうなるかわかりませんが、結局は内閣は国民のインテリジェンスの平均値でしかないのです。

無能な内閣が誕生する根本的な原因は選挙で選んでる国民がちゃんと選べないから、無責任にマスコミが煽って投票してハトやら菅さんやらが総理になるんですよ。これは、小泉さんが郵政選挙で勝ってから見えていたシナリオなんですよ。想定内なんですよ。予想通りに皆さん投票してるんですよ。
この流れを変えるには、学問立国を完成させて、ちゃんと政治家を選べる国にしないと政治家の平均値は変わらないから、解散総選挙をやっても似たり寄ったりのメンバーになるんですね。

私の読者の皆さんは、国のこともちゃんと考えていますから、皆さんだけで選挙したらいい内閣ができるでしょうが、日本全体はそうではないんですね。

まず、ミクロレベルで学問の道が国民全体に行き渡り、それから政治家を選んでいけば、政治も経済も上手くいきます。必ず上手くいきます。

政治はベターを選び続けていく。これは本に書いたことですが、選んでいる国民がベターに向上し続けなければ、質の低いベターなんですね。

まず、学問が日本全体に行き渡り、次にマクロの政治改革なんです。
理想はミクロとマクロが同時に行われることです。

学問立国は、いろいろありますが、一つの方向性として、日本がなくなっても、生活していける技能、学問の習得、これは一つの方向性です。細かい資格も増やして、資格や学歴がありゃいいってもんじゃないんですけど、全雇用を大前提とした資格、学歴の全国民の習得、これが一つの方向性です。
このミクロとマクロの流れの中で、財政再建をしていく。
そして、学問立国は楽しい国でなければいけない。そうしないと続かないから。楽しい学問の国創り、これは新しい国政の方向性です。

林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)