林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

映画「ラストゲーム・最後の早慶戦。」o(^▽^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

映画「ラストゲーム、最後の早慶戦」で早稲田の監督が、早稲田が勝っているんですね。早慶戦をしようということになって慶應の小泉塾長が石坂浩二さんなんですが、早稲田にいらっしゃるんですね。太平洋戦争で学徒出陣する前に早慶戦をやりましょうと、ところが早稲田の穂積総長、藤田まことさんなんですが、断るんですね。早慶戦は認めないと。まあ、私の母方の遠縁に津田左右吉さんがおられて、古事記日本書紀の歴史的研究をやって政府から弾圧されて早稲田大学を辞職するんですね。早慶戦を穂積総長が許可しなかった理由に津田左右吉事件で早稲田が政府に睨まれていたからといわれてもいます。そこで、慶應の野球部は学徒出陣のために故郷に帰っていく、そんな中、早稲田大学のグランド〔今の中央図書館〕で最後の早慶戦を強行するんですね。

で、慶應は練習していないから、腕が鈍っていて、早稲田が有利でかなり点差がつくんです。そのときに、早稲田の選手が監督に二軍の選手も学徒出陣するから記念に出してあげたいというんですね。そのときに、監督が「慶應が練習不足なのは早稲田の許可がおりなかったから、点差がついたの早稲田のせいだ。〔当たり前です。早稲田は慶應に断った後、練習を続けていて、最後に神宮球場ではなく早稲田のグランドで大学の許可をとらずに勝手にやるんです。〕2軍の選手を出すのは失礼にあたる最後まで1軍で全力でやれ。」
と無口な監督が、つぶやくんですね。

ラストゲーム、最後の早慶戦の感想は、「絶対に太平洋戦争みたいなバカげた戦争をやらせたらいけない。学徒出陣しなきゃいかんような戦争を2度と起こさせたらいけない。」

林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)。