林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

福島県産の桃。o(^▽^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

福島県産の桃を食べました。スーパーで売っていますが、「セシウム検出量」が明記してあります。で、店でガイガーカウンターで計測して売ると書いてあるんですが、「ガイガーカウンターは桃から放出される放射線量は計測できますが、桃そのもののセシウムの量は計測できません。市販のガイガーカウンターで計測できる放射線量の桃が出回ることはないですよ。

まず、食べ物に関しては、「福島県産の農畜産物は比較的、安全です」、福島県産と明記してあるものは高いセシウムは検出されないはずです。産地偽装をされる可能性が高いですから、福島県産と他県産なら安く買ってきた出どころ不明のセシウムが検出されるかもしれない他県産の農畜産物の方が危険です。あと、値段も高い方が安全という消費者心理を逆手にとって、値段を高くして小売りの段階で売る方法もあります。高いから安全とは言えないのです。

「何を買わないかではなく、何を買うか」が大切です。

ですから、まずお年寄りと男性は気にしない。問題は妊娠予定の女性と子供です。結論から言えば、食べるものを少量多品にして下さいとしか言えないのです。まず、セシウム検出検査は一献体あたり数万円の検査料がかかります。そして、必ずしも抜き取り検査した野菜等が安全とは断言できません。セシウム検査済みの偽装もされるでしょう。また、福島県産だけに限っても全農産物のセシウム検査は物理的に不可能です。市販のガイガーカウンターで、食物のセシウムは検出できません。また、専門知識がなければ献体検査は無理です。そして、外食産業や加工品の原材料のセシウムも無理です。経験上、一番、セシウム量が少ない農畜産は福島県産です。はっきり、福島県産と明記してあるものは、産地偽装をしていないし出荷可能なセシウム量です。経験上、産地偽装するなら西日本産でうるか、産地を書かない。

林雄介with,you。

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