林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

民主党の最大派閥は、「反小沢一郎」派。野田佳彦総理大臣は、皆様の監視が必要です。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。(=^▽^=)

まず、海江田万里氏、絶対有利の民主党代表選で、野田佳彦氏が民主党代表に選ばれたのは、民主党の最大派閥が「反小沢一郎派」だからです。これは、アンチ巨人で一つのファンクラブが作れるのと同じ現象です。

さて、海江田万里氏の民主党代表就任阻止で、反小沢派が一致団結しましたが、本来、これはおかしなことなのです。菅直人総理大臣が民主党代表に就任したときも小沢一郎の代表就任阻止で団結したのです。小沢一郎でなければ、誰でもいいという風潮は間違っています。裏にいるから厄介なのです。総理大臣になれば、後は力をそげるのです。ですから、小沢一郎内閣総理大臣で、大連立政権を作り上げ、あとは政界での影響力を完全に奪った方が長期的には日本のためになるのです。

ところで、前記事に書いたように、野田佳彦氏が総理大臣に就任すると、増税よりも国民総背番号制や人権保護法案等の通常なら可決されないであろう民主党の法案が通る可能性があります。財政再建増税は、財務省のシナリオ通りに野田総理は動くはずです。バカ正直なところがあるから、「増税」なら「増税」をやってやめる。菅さんみたいな人気取りはしない。
そして、本来、バッシングすべき立場のマスコミの上層部はマスコミだけには異様に強い野田総理の母校の政経の人間がいます。恣意的に世論操作すらやられる可能性があります。
安倍晋三さん、麻生太郎さんがあれだけバッシングを受けたにも関わらず、福田康夫さんがバッシングを受けていないことからも危険性は極めて高いのです。しかし、政経最大の弱点である押しの弱さ、東大と慶應を足して水割りにした学部カラーから、「自分で嫌になって、辞める可能性も極めて高いのです。」

林雄介with,you。

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