林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

命の重み。(=^▽^=)かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。(=^▽^=)

かわぐちかいじさんの漫画、「沈黙の艦隊」で与野党党首討論があるんですね。誤解を受けないように、書いておきますが世界政府運動は戦前からありますので念のため。


そこで、政権与党をわって新党を作った竹上首相と、与党幹事長の討論があるんですね。

ここで、党首は4人参加していますが、司会者がある質問をします。「難破して救命ボートに10人乗っています。救助される見込みはありません。その中の一人が伝染病にかかりました。感染すれば他の乗組員も全員死亡します。あなたはリーダーです。どうしますか?」という質問です。微妙に違うかもしれません。20年以上前に読んだんですが、竹上首相、新党の竹上首相は、「感染者を船から下ろし、その全責任を私は負います」と答える。「一人でも多くの命を救うことが政治である」と答える。一方、現状維持の与党幹事長〔党首の竹上首相が党を割ったので党首〕は、「政治とは神の代理行為ではない。全員死すべきである」と答えるんです。ずっと、疑問で、私は逆の答え方になると思ったんですよ。かわぐちかいじさんの、現実主義者はロマンチストという考え方があるのかもしれません。

これは、政治家としての命に対する価値観だと思います。大滝議員は、「全員、生き残る方法を考え続けます」というこれが模範解答でしょう。しかし、政治は現実です。

私は、一人殺すことで全員が助かるとしても、おろしません。死んだら、寿命。助かったら、まだ、生きていてもいいということです。

賛否両論わかれると思いますが、私は「大の虫を生かすために小の虫を殺しません」、「最大多数の最大幸福もめざしません」、「目指すのは絶対多数の絶対幸福です。」

林雄介with,you。

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