林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

反原発デモで逮捕者がでた件について。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。(=^▽^=)

日曜日に、新宿などで反原発デモがありました。その際に、逮捕者が出ているんですね。書こうかどうか迷ったのですが…。
私の本の一定数以上は警察官が購入して下さっているんですね。有り難いことです。さて、デモの逮捕理由は道路交通法違反や公務執行妨害等の微罪逮捕です。微罪逮捕は、基本的には私は賛成はできません。ただ、山岡国家公安委員長が苦情を言っていないわけですよ…。だいたい、キャラが理解できました。

昔、日米安保反対デモなんかではデモがエスカレートして死傷者が出ているんですね。ですから、反原発デモでも、エスカレート化を牽制、抑制するために逮捕するのは一つの治安政策なんですね。

ただ、私は別件逮捕はもちろん、治安政策として逮捕することは、法治国家の根幹を揺るがす行為だと思うわけです。確かに、エスカレート化を防ぐために、反原発デモであえて微罪で逮捕者を出したことはマクロ的には間違いとはいえない。過激な行動をとめるわけですから。しかし、法治国家は絶対的な平等が必要です。やるなら厳格にすべて逮捕しないといけない。特に、治安政策としての逮捕は個人的には反対です。

佐々淳行先生なら逮捕させるかな?。あの方が現役の頃は治安政策としての微罪逮捕はないんですよ。火炎ビン投げたり、武器作ったり、あさま山荘に籠城したり、よど号をハイジャックしたり、微罪じゃなくて明らかに逮捕しないといけない水準だから。

ヤーベとか韓非子なんかは、そこまでやるか?というくらい厳罰主義ですが、話が大きくなっているから割り引いて考えるべきですね。

私が考える社会正義は公平で平等であることが第一です。ただ、微罪逮捕を完全に禁止すると警官が殴られたり警官に被害者が出ても困るんですよ。一つ考えているのは、現行犯逮捕した場合も弁護士の同席、助言なしに取り調べ禁止とすべての取り調べの可視化。

林雄介with,you。

日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他超多数。