林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

オフレコ発言とは。(=^▽^=)オフレコ発言を禁止して、公式情報以外、マスコミに渡すな。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。こんにちは。(=^▽^=)

最近、ドタバタしていてブログの更新があまりできずに申し訳ありません。

沖縄で、沖縄防衛局長のオフレコ発言が流出し、局長が更迭されました。

結論から書きますが、オフレコ発言は「報道しないことを大前提に取材される側と取材する側の信頼関係だけで成り立っている」のです。ですから、「オフレコ発言が報道されるのであれば、行政としてはマスコミとの信頼関係を維持できない。」、オフレコ懇親会や朝駆けでの応答の禁止、公式記者会見以外でのマスコミへの発言禁止を行政として徹底せざるを得ないと私は考えます。

オフレコ発言は、身内の内輪話です。マスコミとの信頼関係で、身内話をしているのを暴露されるのであれば、行政は公式記者会見以外は情報は流さない。記者クラブの廃止、官公庁への報道機関の立ち入り禁止で対抗するのみです。

オフレコ発言というのは、内幕を明かして、公式情報から記事にしろという相互の了解がある。それを大半のマスコミが守っているから、オフレコ発言や記者との懇親会があるのです。

マスコミでも、何年も官公庁や役所に通って信頼されている記者がいる。そういうときは、スクープを記者にあげるために、「明日の朝6時くらいに官邸に散歩に行ってみたら?(重要会見がある、総理の辞任とか。)」と教える。政治家も公務員も記者も人間なんですよ。

オフレコ発言をもとに、記事にするんです。表現内容は、不適切ですが、本音の部分でしょう?だったら、その本音に肉付けをして記事にしたらオフレコ発言がいきる。そのまま報道するというのは、マスコミの怠慢と能力不足と信頼関係の崩壊ですから、今後は、公式情報以外に行政はマスコミに情報を流すことを閣議決定で禁止して全省庁に通達を出さないといけない。

林雄介with,you。

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