林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

鈍感力とは義の心。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーで研修屋の林雄介です。(=^▽^=)

最近、諸葛孔明楠木正成のことをずっと考えているんですね。それで、鈍感力とは何なのか?スルーする力とは何なのか?なんですけれど、要するに、義の心なんです。

諸葛孔明も漢の復興は無理だとわかっていたんですよ。楠木正成も、足利尊氏が幕府を作ることを知っていたんですよ。その上で、義を貫いただけでしょう。ですから、ストレスはあったと思いますよ。足利尊氏がいなかったら、戦国時代にならなかった。戦国時代がなかったら江戸幕府ができなかった。武家文化がなかったら、元冦にやられたり、帝国主義時代に植民地になったんですよ。だから、義の人が出てきても死ぬんです。五丈原の戦いで諸葛孔明が勝ったら中国は永遠に三国志なんです。だから、諸葛孔明五丈原で死ななければいけなかった。楠木正成も生きていたら足利幕府ができなかった。上杉謙信が生きていたら天下統一できないでしょう?だから、やはり死ぬんです。義の人が出てきても、比較的、早く消されるんですよ。聖徳太子も長生きしたら、変な慣例、慣習が残るから、早死になんです。キリストが磔になったのも同じ理由でしょう。

義の心とは、分別の智恵を越えた忍耐力、これが鈍感力です。正義が勝てないとしても、正義であり続ける忍耐力、これが鈍感力ですよ。鈍感力がある人間は優しいんです。日蓮さんも鈍感力があるから、優しいんです。鈍感力は未来予知力だから、ある程度は他人や自分の未来はわかるんですよ。それが理不尽な未来であったとしても受容する忍耐力、これが義の心であり、鈍感力なんです。

林雄介with,you。

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