林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

無知の知。o(^▽^)o防衛大臣をほめ殺しか?。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーな作家の林雄介です。o(^▽^)o

野田総理が、「無知の知」という表現で田中防衛大臣を擁護したそうですが、野田総理は政治学科です。西洋政治学史の第一人者である藤原教授が政治学科におられたから、無知の智の意味を知らないわけがないんですよ。政治学科で、藤原教授系統の政治学を受けていない可能性は低いですから、西洋政治学の無駄に分厚い本は読んでいるはずです。それすら、大学時代に読破できていない政治経済学部の総理大臣がもしいるなら、この国の教育制度には根本的な問題があると言わざるを得なくなります。

要するに、知っているフリをする、言い負かしたら勝ちみたいな雄弁会的な価値観がギリシアに蔓延っていましたから、それを戒めるのが、無知の智ですね。知らないことの方が多いから謙虚に勉強しなさいと。

ですから、小賢しい人間ではなく、永遠の真理に向かい問いかけ学び続けていく姿勢が尊いと言っているわけです。平たく無知の智を説明するとそうなります。
無知の智は、ちょっと賢いくらいで調子に乗ることなく、謙虚に永遠の真理を追求しなさいと言っているんです。大前提として、ある程度の知識がある人に言っているわけです。何もない人は、無知の知じゃないですよ。デルフォイアポロンか何かの神託ですよね?。

己自身の知らないことを知っていることを賢いという意味で、大前提に永遠なる真理の追求があるんですよ。

以上を踏まえて、政治経済学部のスクールカラーと野田総理のキャラを加味すると、フォローになっていないわけで。
「あまり聡明な防衛大臣ではないけれど、本人も聡明ではないことを自覚して謙虚に学んでおられますから、勘弁していただけませんか?」をオブラードに包むと「無知の智ですから」になります。無知の智は「浅学」という意味ですよ。

野田総理の言葉は、翻訳しないと意味が通じないですね。「財務大臣はよく頑張っている」→「財務省がやっていますから、大臣は何もしていませんから安心して下さい。」

「適材適所」→「タレント議員と世襲議員小沢チルドレンが、何人いると思うんですか?。最低の人材で比較的ましな人間を使っている。見ればわかるでしょう?。立候補させたのは民主党だけれど当選させたのは国民でしょう?」

林雄介with,you。

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