いつもありがとうございます。元官僚で作家の林雄介です。o(^▽^)o
守秘義務ギリギリの割と真面目で深刻な話をします。首都圏に何カ所が予算の関係で台風等で決壊する可能性のある河川、港湾施設があります。
何度か本に書きましたが、基本的に財務省はお金をくれません。国債赤字で破綻寸前の国家財政にも関わらず子ども手当や高校無償化などの無差別ばらまきを民主党がやっているしわ寄せで、既存の予算や人件費が削られ、決壊する可能性のある河川、港湾施設の修繕費が出ないのです。行政は目に見えにくい仕事をしています。そして、いつも言うように危機管理の極意は被害がでる前に食い止めることです。しかし、被害がでる前に食い止めても評価はされません。
よくたとえ話でするのですが、私は煙草のポイ捨てで火がついているものを見つけたら必ず消しています。もちろん、誰も誉めてくれません。しかし、煙草のポイ捨てから出火し消火活動を助ければ感謝されます。これが、行政の仕事、公務員の仕事です。そして、本当の政治家もポイ捨ての段階で消しますから評価されないのです。これが、良い政治、善政が実現されない理由でもあります。では、どうすれば善政が実現するのでしょうか？。日本人が賢くなって、煙草のポイ捨てを消した人を評価できるようになる必要があります。いや、煙草のポイ捨てをしない仕組み、学問、教養、知性が必要になるのです。これが、日本が滅亡するか繁栄するかの分水嶺です。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
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