林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

2030年の原発依存度0%。世界情勢次第。

いつもありがとうございます。林雄介です。

2030年の原発依存度を政府が決めるみたいですが、現状の世界情勢なら0%は難しいと思います。研究、予備用に2、3基残して、あとは全廃。

2030年、例えば、ほとんど紛争もないような世界であれば原発はいらないと思います。技術的にも20年弱あれば代替エネルギーは開発できますよ。私は、今、即時全廃することには反対です。やはり、代替エネルギー確保に5年、10年単位は必要だと思います。

もう一つは、日本最大のタブー核開発です。福島原発事故原発が非常に危険な発電装置であることがわかった反面、防衛力として機能していることがわかりました。太平洋戦争レベルで日本が空襲を受けた場合、近隣諸国、下手したら世界規模で放射能汚染される可能性があることを世界に知らしめました。

ですから、意図せずして核の抑止力にはなっている気はするんですね。私は最終的には世界政府と軍備完全撤廃を目指しますが、プロセスにおいて日本が非武装中立国化することは難しいと思います。実際、尖閣諸島問題でも相手国の中国は核兵器を保有しています。日米同盟保持を大前提にして、今後、日本の核保有をどうするのか?空母にして、海に浮かべておくのか?これは、議論せざるを得ないと思います。

近隣諸国が保有する中で、「核保有をしない」というのが国民の総意なら総意でいいんですよ。核保有と原発国民投票で決めて、それに従った方がいいと思います。メリットとデメリットがあるから。私は、政策立案はメリット、デメリットを示して、国民投票で基本的に選ぶ直接民主制でいいと思います。消費税も税金も国民投票で決めて、税金が減るという選択肢もあっていいと思うんですね。集まったお金だけで国を運営していくと。サービスの質が落ちても税金が安い方がいいというのが民意なら、行政サービスの質を落とせばよいと思います。

林雄介with,you。

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