林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

熱中症にご注意。脱法中国産ウナギ。中国産ウナギを国産ウナギに偽装して販売できるトリックとからくり。

いつもありがとうございます。林雄介です。

今日は、夕方、散髪と買い物をしてきました。で、帰ってきてから、スポーツドリンクを2本飲みました。床屋と買い物で、水分補給が必要になるくらいですから、本当に猛暑だと思うんですね。

全国で熱中症で死者も出ていますから、熱中症を甘くみない方がいいと思うんですね。こまめな水分補給と、無理をしないと。去年、熱中症で倒れまして、私は大学時代に塾で教えていた時に、炎天下と塾の冷房(生徒に18度にされた)で体温調節ができなくなりましたから、夏は温度差に気をつけているんですが、それでも日常生活で熱中症になる機会が多いんですね。あと、エアコンは使った方がいいですよ。昔は何夏かエアコンなし生活をしていましたが、物理的に無理です。日本の夏はエアコンがいりますよ。エアコンがなかった時代に、夏バテがあったんです。

ちなみに土用の丑の日に鬼のように高騰したウナギを見つけました。季節の行事はスルーしていますが、ウナギ、国内産を買ってきたんですが、身がブヨブヨで養殖だろうなあと思います。ちなみにウナギは、中国で育てて一定期間、国内の養殖場で育てれば、なぜか国産加工品になります…。ただ、今は法的根拠がないんですよ。どういうことかというと、ウナギの稚魚は海外で捕獲します。で、厳密にJAS法が適用されると、採れた水域が国外の場合、稚魚を国内で育てても、全て外国産うなぎになります。なので、育てた期間が長い場所を原産国にできるんですね。そうしないとウナギの稚魚は大半が輸入のため養殖ウナギは全て海外産になる…。で、グレーゾーンは、海外で一定期間育てたものを国内で一定期間飼育した国産ウナギです。で、完全に海外で育てたウナギを国産にしたら、過去に何回か業者が偽装表示で逮捕されています…。

捕まえろといいますが、捕まえる公務員が減らされているから何十万業者も調べれないし、国産と外国産ウナギは稚魚が同じだから、DNA鑑定で見つけられないですよ。稚魚の種類が違うなら、抜き取りのDNA鑑定で見つけられますが…。
林雄介with,you。

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