林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

仕事に飽きるって責任感が無い?(検索キーワード)

飽きますけどね、本を書くのもめんどくさいし、ブログを書くのも相当、面倒ですよ。

責任感がないんじゃなくて、責任感の反動で仕事に飽きるんです。
責任感がない人は、仕事に飽きることはないんですよ。はじめから、お金か何かと割り切ってやっているわけでしょう。

お金以上の何かが責任感ですよ。使命感でしょうね。しかし、使命感があっても飽きますよ。

執筆に関して言えば、責任感というより体力がついていかないですね。

あとは、昔は3年で仕事に飽きるといわれていましたが、今は1年で部署異動させないと退職する人が出てきたと財界の方から伺っています。ジョブ・ローテーションが1年であると。

具体的な仕事が書いてありませんから、わかりませんが、普通は仕事は飽きますよ。飽きた仕事を無理やりやりやるのが責任感ですね、むしろね。

映画でも同じ映画を見ていたら飽きますよ。本でも漫画でもスポーツでも飽きますよ。

ライブドア・ブログでも今、7千記事、8千記事弱あります。書くのが好きとか作家だからという理由で、8千記事もかけませんよ。
ゴーストライター時代かな、読者の幸せを祈れない時があるわけです。執筆をしていて、嫌になった時にむなしくなった時に、まず、出版社さんの幸せを祈りますね。で、出版社の幸せも祈れない時がある。今は、ありませんけどね。そういう時は、最後は、印刷会社の従業員の幸せをイメージして文章を書いているんです。どうやって、作家としての最後の責任感を果たしているか、「本になったら、売れなくても印刷会社にお金が行きますね。印刷会社の従業員とその家族の給料になり、雇用が確保されますね、最後の最後は印刷会社の従業員のため」に本を書くんです。読者、出版社、書店さん、取次ぎの順番に祈っていますが、最後どうしても書けなくなったら、「印刷会社の従業員の雇用を生み出す」ために無理やり書いています、本ね。  

ブログも、たくさんはいませんけど、毎日見に来る人がいますね。ですから、インフルエンザの時も、「インフルエンザです」という記事を書き、山篭り中も山篭りしていますという記事を、これは事前に書き溜めたものですが、載せましたね。

しかしね、毎日、ブログを読んでくださってありがたいけれど、「ニッポンの農業」を新刊で買ったのかな、次の本は買うのか?と思います。「ニッポンの農業」は、ブログの固定読者数から考えても明らかに、売れていない。ということは、買っていないブログの読者がいるわけです。

ですから、あまり過度には皆さんに期待していません。期待するとガッカリしますからね。

こういうのは、好きだから買うとか、興味があるから読むというものではないんです。興味があろうがなかろうが読むものなんです。
これが、義侠心ですね。義侠心。ブログそのものを書き続けるための収入源は、印税しかないんですよね。であれば、ブログや本のつまみ食いっておかしいんですよ。興味があったら読む、好きなら読むということは、嫌いになったり、興味がなければ読まないということでしょう?

だから、知識に偏りが出るんです。次の本にも書きましたが、興味がある本から読む。しかし、興味がある本だけを読んでも国語力なんかつかないですよ。入り口ですから。興味がなく、好きでもない本を読めるようになったときに国語力がつくんです。本は、私が何回も原稿を推敲していますから、共著は邪気が入っています(99%私が書いていますが、1%どうでもいいことをいじられていますがそこに邪気があるから読まない方がいいです。)が、単独著作は私の魂が入っていますから、「賢くなる」というエネルギーが入っていますよ。

仕事は飽きますよ。飽きてからどうするか?これは、学問がいる。どうやって対処するかという知識のインプットがないと、続かないわけです。仕事は飽きますよ。飽きてから、どうやって続けるかが学問です。だから、幅広く古典を読む必要があるんですよ。

林雄介。

仕事の話に戻すと、