林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

戦略と戦術、両方できる人間は少ないですよ。ガールズ&パンツァー。角谷杏。冷泉麻子。

いつもありがとうございます。林雄介です。

ガールズ&パンツァーを見ましてね。角谷杏生徒会長が可愛いですね。冷泉麻子もタイプです。

戦車で、女子高生が戦うアニメですが、よく調べたなあと思います。

歴女チームもよく書けていますね。

最後は、ビューティードリーマーの世界なんですね(原作の高橋留美子先生はぶちきれたらしい)。
ミリオタに萌えを持ってきたのは、これは博報堂さんもかんでいるみたいですが、スゴいですね。やはり、マーケティングがあって、萌えはできるわけです。

最初に萌えレポートを出したのは横浜銀行シンクタンクだったと思いますが、萌えは難しいんですよ。私の本では自治体を対象にしていますから安い萌えの地域振興のやり方を説明していますが、ちゃんとやるには億単位でかかるわけです。

戦略と戦術の話の前に、ビジネスでね。本が餌になっていて、本業はセミナー、健康食品、選挙参謀も本を出している人はぼられますよ。コンサルタント料じゃなくてね、写真やポスター、リーフレット、これからはHPやフェイスブックのデザイン料でぼられますよ。私は撤退したのが早かったけれど、預かり金で数百万取られて返して貰っていませんからね。

正確には、負けたら自殺して返すから、自殺で保険金が降りる生命保険契約の受取人になるように言ったら逃げたんですよ選挙参謀屋が。まさか家も売れませんから、自殺して支払うしかないですよ数千万単位の選挙費用なんか。絶対に勝てるというから、だったら負けたら、私が自殺して選挙費用を支払いますから、自殺で保険金がおりる生命保険の受取人になるように言ったら逃げたんですよ。

まあ、それはさておき、黒森峰はティガーという最強戦車を揃えたんですね。
これは戦略なんです。で、売れ残りの戦車で戦った大洗は戦術で勝つんですね。
やっぱり、戦術が強いところは戦略が弱いし、戦略が強いところは戦術が弱いですね。

戦略は金がかかりますからね。大平洋戦争でいうなら日本軍の物資の供給をたったのがアメリカの戦略ですね。

戦略を戦術で跳ね返すのは不可能です。大洗が黒森峰に勝てたのは、バトル、バトルは戦術同士の戦いだから勝てたんです。戦略と戦術の戦いなら、勝てないですよ。戦争は基本的には物量戦なんですね。

ですから、金があるところが勝つんです。プロ野球高校野球も球団運営費を同じにしないと不公平なんですよ。

戦略を戦術でひっくり返したのは大英帝国がスペインに勝った時ですね。

上杉謙信織田信長曹操関羽くらいでしょうか、戦術と戦略ができたのは。しかし、どんな名将を揃えても、最後はお金の戦いなんです。お金がなかったら戦うのは無理なんですよ。

ですから、将の一番の才能はお金を集める能力なんです。基本は物量戦争で圧倒したら勝つんですね。

あとはね、ルールの中での戦いが戦術ですね。ルールそのものを変えちゃうのは戦略ですね。鉄砲がなかった時代に鉄砲を揃えたり、明治維新の時に、イギリスから薩長が武器を買ったのも戦略的勝利ですね。

戦略は、B29を開発したり、原爆を開発する、これは戦術じゃなくて戦略なんです。

諸葛孔明は戦略家ですね。戦略家の弱点は、1人では活躍できないことです。劉備の軍隊の指揮権をえてはじめて活躍できたわけです。
秀吉も戦略家ですから、出世してはじめて力を発揮できたんですね。ゼロからはじめて成功するのは戦略家より戦術家ですね。ベンチャー企業が潰れるのは、起業は戦略家は下手なんですよ。戦術家は起業して、成功するんです。ただし、戦略家ではないから、大企業にする前に潰しちゃうんですよ。
三木谷さんやビル・ゲイツは完全な戦略家ですね。私は戦術の才能はないんですよ。ただし、経験で戦術は磨けます。
学んで、試行錯誤して身につけられるか?どうかなら、戦術は身につけられますが、戦略は時間がかかりますね。ベンチャーが失敗するのは戦術家が戦略の才能があると勘違いするからですよ。

石田光成は戦術の才能はないんですよ。だから、島左近を雇ったんですね。
石田光成は戦略家ですね。明智光秀も戦略家ですね。

戦略家と戦術家が同条件で戦ったら、戦術家が勝ちます。戦略家は、戦術を使えなくできますから、同条件で戦わない。
勝海舟吉田松陰は戦略家。坂本竜馬は戦術家。戦術家が戦略をたてるには勝海舟吉田松陰がいないと難しいですね。


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