林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

山本太郎の直訴は国会議員だから大問題なの。一般招待客なら非常識だけど仕方がない。(・ω・)/

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

山本太郎参議院議員の直訴問題は、参議院議員だから問題なの。

天皇陛下被災地を訪問した時に、内閣に請願を陛下宛てに何十回もお送りいたしましたが、届いておりますでしょうか?と言うなら仕方がない。

また、園遊会でも、元参議院議員山本太郎として、「請願法に反しますから、陛下にはお渡しいたしませんが、侍従長から内閣にどうぞお渡しください」というなら仕方ない。

しかし、山本太郎が何をやらかしたか、わかっていない人がいる。

1点目、現職の国会議員が、請願法を無視して、現職の国会議員枠で呼ばれた園遊会天皇陛下に直訴したことが問題。水俣病の患者さんが、水俣病の患者にお会いくださいと皇后陛下にお話して、今回、天皇、皇后両陛下が水俣病患者の慰問を行われました。ですから、手順を踏んだり、あるいは、被災者の代表とお話された時に被災者から、被災地を慰問していただけませんか?とお願いするなら、問題ない。
国会議員枠の人間がやらかしたから、問題なの。

2点目、半沢直樹もそうだけど、ルールを破るなら地位をかけるべき。手紙を渡して、同時に議員辞職して、「天皇陛下に直訴する代わりに参議院議員を辞めて、原発廃止を訴えました。」なら、仕方ない。田中正造も、議会そのものが弾圧されるとまずいから議会辞職して直訴している。山本太郎は、売名行為として園遊会を使ったから、閣僚が怒っているの。

3点目、園遊会そのものの見直しをしなければいけなくなる。天皇陛下に献上できないから、園遊会の参加者が本をあげたりCDを渡したりはできない。また、天皇陛下は、政治活動が禁止されているから、請願法天皇陛下宛ての直訴は内閣に送ることになっている。

左翼って、他人の迷惑を考えないよね。私の父親の大学入試の時に、東大の学園紛争で東大の入試が中止になったから、父親は別の旧帝大に進学しました。東大で学園紛争をやったら受験生の人生が狂うよね?。

私も非常識な人間だけど、ゼミの名前を使わずに就活した。ゼミを教えて、内定辞退すると、報復でゼミの後輩を不採用にされるから。京大と一橋の大学院も進学辞退をしたから、報復でゼミの後輩の入学拒否をやられると困るから、不利になるけど、ゼミ名なしで受けたんです。東大は受けていない、京大と重なったのと、東大大学院の進学辞退をやると早稲田に報復してくる可能性があるから。
私は困らないけど、後輩が困るから。

私が内定辞退しまくって問題にならなかった最大の理由は、指導教授が死んだから学部長のゼミに移動していたけど、死んだ教授のゼミ名で就活したから、後輩がいないの。学部長ゼミの方がはるかに就活に有利ですよ。しかし、学部長ゼミだと後輩がいるから、内定辞退した時に学部長ゼミの後輩の就活で報復してくるから、私個人に怒るのは構わないけど、ゼミの後輩に報復してくると可哀想だから、死んだ教授の名義で就活した。

最初に、国1と併願しているのは教えたし、国に行っても御社にご恩返しはしたいぐらいのことは言ってありますよ。(もし、官僚になって、銀行を蹴った時に、後輩相手に報復採用をしたら、旧金融監督庁にチクるよという意味ね。)

個人の立場で、例えば、私が個人的に天皇陛下に手紙を書いたり、また山本太郎さんが、議員になる前に天皇陛下に手紙を出し続けていたなら問題ないですよ。私、文藝家協会なんかの会員だから80歳、90歳を過ぎたら、文化功労賞とか貰える可能性がある。入会年数が長いから確率的にはしななきゃ、勲章もらえるんですよ。前後の世代に同期がいないから、同世代なら私が入会年数が一番長くなるから。

もし、勲章授与式で天皇陛下に直訴したら、ペンクラブとか文藝家協会の叙勲枠がなくなりますよ。
文化団体ごとに、芸術院とか勲章の叙勲枠があるから、ノーベル賞枠(大江健三郎が文化功労賞の授賞拒否)以外の授賞拒否をやったら、勲章の叙勲枠からはずされますよ。穿った見方をしたら、大江健三郎さんはペンクラブと文藝家協会の理事を就任拒否している。嫌なら会員をやめりゃいいんだから、大江健三郎さんの活動で団体に迷惑がかからないように理事就任を拒否している可能性もある。
園遊会でも、勲章でもスポーツ枠ならスポーツ枠の人間が問題行動を起こしたら、スポーツ枠が削られる可能性が高い。
園遊会や勲章を貰うということは、問題行動を自粛するという意味。団体推薦で貰うから。

山本太郎自民党の議員なら、自民党を除名されますよ。全国会議員を呼んでない。4分の1ずつ呼んでいる。

山本太郎は無所属だから、今後は政党が責任を取れない無所属の国会議員園遊会に参加させないというルールになる可能性がある。

ほとんどの政党がぶちきれているのは、園遊会国会議員枠を変えなきゃいけなくなるからですよ。
個人の資格で、天皇陛下に手紙を渡すなら問題はない。園遊会に個人の資格で来ている人はいない。文化人枠、スポーツ枠、オリンピック枠、患者枠、芸能人枠、なんかの枠が必ずある。枠で呼んでいるから、芸能人枠の人間が問題行動を起こしたら芸能人枠からしばらく呼ばないとなる。

マスコミ枠ならマスコミからしばらく呼ばないとか。

国会議員枠で呼ばれた人間が、なんかやらかしたんだから、国会で責任を取らないと、今後は無所属の議員を園遊会に一切呼べなくなる。

山本太郎個人の責任ですまないから、国会で問題になっているんです。内定辞退と同じで所属団体に報復するしかないから、国会議員枠を減らすか、無所属議員を呼ばないとか、仕組みを変えることになって、他の議員が園遊会に呼ばれなくなる。

個人の責任問題ですまないから問題なんです。

田中正造だって馬車に、直訴した。帝国議会の議員なんだから、帝国議会で直訴できたんだから。それをやったら、帝国議会そのものを政府に潰されるから田中正造個人の資格で直訴した。だから、政府も田中正造を処分しなかった。

参議院議員が、参議院議員の資格で直訴したら、他の参議院議員に迷惑がかかる。山本太郎が個人の資格で直訴するなら、問題ないですよ、受け取らないだろうけど。

多分、懲罰動議ある。除名は初回だからやらないけど、登院停止ぐらいはあるかもしれない。

天皇の権威の話じゃないですよ。共産党は、天皇制そのものに反対してんだから。法治国家で、法律を作る国会議員が法律で決められたルールを守っていないことが大問題なだけ。

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