いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)
というわけで、今年、最後は林雄介の「絶対わかる・法令条例実務入門」です。平成１６年、初版の本です。政治に翻弄されたり、いろいろありましたよ。
すでに、文藝家協会とペンクラブの会員です。おそらく、一番古い読者は、この本がスタートだと思うんですね。
もともと、法令のハンドブックは沢山あったんですが、事務官僚用なんです。入省前に、立法実務本を大量に読んだんですが、やはり実務がないとわからないんですよ。
この本は、私が法令改正だけではなく、特にＢＳＥの最初の遊軍キャリアとして、質問主意書や省令改正をした。さらに、農水省には質問主意書のマニュアルがなかった。質問主意書自体が、珍しかったんです。確か、食糧庁か何かの古い質問主意書を見本に作ったんです。
で、質問主意書マニュアルを役所の一番分厚いファイルに入れて、マニュアルにして残した。よく同期が仮にきました。ただ、マニュアルの現物は公務員に触れる、政治家対応の裏も覚え書きにしてあるので本にはできないんですよ。
実務マニュアルをとにかく役所で整えていった。もう一つは、農水省は技官王国なんです。技官王国で、キャリアが技官を統率するために、技官にノウハウを渡さなかった。
ですから、技官の同期に質問されたこと、具体的にレクチャーしたことをまとめた本なんです。霞ヶ関の技官相手の法令本なんですよ。
逆に、類似書はないんです。何回もいろんな出版社が類似書を出しましたが、これ具体的に国会質問にいる知識、質問取りにいる知識、実務で使う最低限の話しか書いていないし、事務官僚だとどこまで書いていいかわからないわけ。私しか技官相手にレクチャーしなかったから。事務官優位主義を疑問視していたから、ノウハウそのものを書いたんです。私が頭で考えたんじゃなくて、私に質問されたことを本にしただけだから理論はないんですよ。
ワードで、小冊子にして、レクチャーしてあげたものを本にしただけだから。類似書なんか、私でも書けませんよ。ただ、私に知名度がないから一回、消えたんですが、口コミだけで、復活して、長い年月が経ったんですね。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
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