林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門(林雄介著、ぎょうせい)3章。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

政策実現に必要な力は、コミュニケーション力。→知事が嫌いとか、市長が嫌いとか、そういう理由で、議会が邪魔する。猪瀬さんも奥さんの看病で、都議会選挙の応援に行かなかったから、議会に潰されたんですよ。

議会は首長が議会に頭を下げれば通過する議案が大半なんだけど、首長も議員もプライドだけは高いから頭を下げない。竹下登共産党の早稲田OB会に「竹下登を首相にする会」があったし、田中角栄社会党に田中応援団がありましたしね…。イデオロギーを越えたコミュ力がある人が生き残るんですよ。民主党官房長官だった仙〇さん、10年以上、年賀状を私にくれますよ。私も送っておいたけど。

友情とイデオロギーは別物。

制度論は無意味。どんなにいい作戦をたてても、どんなに理想的な社会のしくみを作っても、最悪の人間が集まったら失敗するし、作戦が適当でも人材が優秀なら、どんな作戦でも成功する。だから、学問、勉強、スキルアップを第一にして本を書いたり、研修をやっているんです。

私は研究者だから、公共政策大学院の教科書でもMBAの教科書でも書けますよ。大学時代にゴーストで書いていたし…。しかし、実務で使えないんですよ。机上の空論だから。

ケインズ政策も、国債を発行して公共事業をやって、景気がよくなったら増税して国債を返さないといけないんだけど、民主主義の国だと、増税したら選挙に勝てないから国債が増え続けるんですよ。ケインズ政策は理論的には間違っていないけど、日本が赤字国債で大変なことになっている。
共産主義社会主義も、みんなで働いて、働いた成果を平等に山分けしましょうというシンプルな話なんですよ。働かない人間が出てくるからソ連も中国も社会主義をやめたんです。

完璧なマニュアルを作っても人間が実行しなかったら、マニュアルにならない。マニュアルを実行できる組織はブラック企業織田信長みたいな洗脳と恐怖政治をやっているところか、ディズニーランドみたいに就職に有利だから優秀な人材を集められる組織だけ。

マニュアル作りより、マニュアルを守らせる人間関係を作る方が難しいんですよ。

林雄介with,you。

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