林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介と一緒に勉強しませんか?孟子・新解説おさらい・1。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

論語は学問の話が最初なんですが、孟子は仁義の話が1章の最初にあるんですね。損得を追い求めると、人間の欲望には限度がないから、トップが強欲になったら部下も強欲になって、国を乗っ取られますから、仁義を第一の価値観にするように、これが孟子の最初に書いてあるわけです。

そして、財産や楽しみも国民と共有しなさい。トップの利益=国民の利益に一致させなさい、それが具体的な仁の政治だという。これ孫子兵法書三略と発想は同じなんですね。

次に、国民が食べていけるように畑を分配して、家畜をかわせて、蚕を飼わせて、衣食住を保障して、それから学問と道徳教育をやりなさい。それが王道政治であると。周りの国が国民を酷使しているから、一回生活水準をあげれば、周りの国が攻めてきたら生活水準を落としたくないから、国防に力を入れるし、生活水準が向上するなら、国王を変えたいと思うから、飴と鞭なんですよ。日本は明治時代に富国強兵をやって、生活水準を向上させた。ドイツのビスマルクも生活水準の向上と強兵を同時にやって、ビスマルクの真似をしたと言われていますが、明治政府の中心は吉田松陰の弟子。吉田松陰孟子を重視していたから、明治政府の富国強兵、衣食住の改善、教育制度の普及、他国に侵略されないように軍事力を強化する。これは吉田松陰の考えを実行したんです。吉田松陰孟子をベースに現実的な国作りを考えていましたから。

国民を豊かにしても、戦国時代に性善説で軍事力がなかったら他国の侵略を受けるから、孟子は採用されなかったんです。国民を豊かにして、軍事力を強化したらいいんです。諸葛孔明聖徳太子の国作りは国民の生活水準を向上させて、国防に力を入れている。織田信長でも、始皇帝でも経済力は強化できても厳罰主義すぎたから、ユダヤ人もそうですね。

政治は最後はバランス。理想と現実のバランスをとらないといけない。

林雄介with,you。

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