林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

真の国際人とは、帰国子女が使えない理由。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

結論から書きますとね、日本では日本のやり方にあわせて、米国では米国のやり方、中国では中国の歴史、文化を踏まえて中国式でやるのが国際人なんです。

英語重視というのは、国際人ではないんです。猿真似。英語圏では、英語でやり取りして、英語圏の価値観、キリスト教、ギリシア、エジプト、ローマ文化を踏まえて、ロジックを構成して、さらにオペラと能の違い、道、なぜ、日本人はなんでも道にしちゃうのか?この道の解説をしてあげるのが国際人なんです。中国も日本とは文化が似ている面、違う面があります。また、なぜ違いが生まれたのか?これも、儒教道教、仏教、マルクス、近代経済学、全部、使って説明しないと中国人もわからないんですよ。日本人は、和を尊ぶ、これは2つ理由があるんです。1つは争いが起こらないように、天皇は象徴元首で神主である。実権は藤原氏武家が持つことで権力闘争を防いできた。政治と日本人のアイデンティティーとしての天皇を分離したんです。もう1つは、侵略されにくい島国で、適度に他国との交流も可能でありながら鎖国も可能、そして自給自足が可能。これが、中国と日本の決定的な違いなんです。中国は皇帝に権力を集中させたから、定期的に国が内乱で潰れ、さらに、イデオロギー闘争が起こるんです。国家元首に権限を与えていないから、天皇は続いたんですよ
天皇日本教の教祖だから、ローマ法王ダライ・ラマみたいなものなんです。
で、帰国子女が使えない理由。日本式と米国式は違うんです。要するに違いを理解した上で、あわせてあげる能力、理解力と忍耐力、忍耐力9割が国際力の正体なんです。これはわからない人が多いんです。欧米人も中国人もインド人もユダヤ人も我が強すぎますから、我が強い人間じゃないと海外でやっていけないんですが、日本だと我が強すぎるんですよ。中国人相手は怒鳴りあいをしないと交渉なんか無理ですよ。中国人は中国人以上に中国古典と実学に詳しければ、尊敬しますよ。長安に世界中から人を集めていた国だから。中国人相手には、諸葛孔明のように接し、欧米人にはアリストテレスのように接し、カントやデカルトサルトル並みになったら欧米人でも、逃げますよ。鬱陶しすぎるから。
相手国の文化ごとにあわせる知識がいる。

林雄介with,you。

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