林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介と読書会、「図解雑学、よくわかる政治のしくみ」。2

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

先月分の解説で、入門編が今月は、「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(林雄介、マガジンランド)、中級編は「絶対スキルアップする公務員の勉強法」です。入門編は今月で、林雄介の基本三書が終わりますから、来月は岩波文庫の「大学・中庸」をやります。

入門編は、人間として最低限の勉強。中級編も人間として最低限の勉強ですけどね。入門編は私の本は三冊であとは論語とか向上心とかをやります。中級編は、古典も大事なんですが、1千年後に古典になる人から学ぼうということで、私が生きていますから、私の本にしました。渡部昇一さんとか賢い人がいますが、渡部昇一さんも生きていますから、私が解説する必要はないので、自分の本をテキストにします。
あとですね、Googleブックスで「この通りにすれば受験に受かる」が無料で全文読めるようにしましたから、読んでおいてください。スキルアップでかけている、小泉改革で実力社会になったら、勉強し続けないと食べていけなくなりますよという話が平たく書いてあります。

これは落ちこぼれ向きに書いたんですけれど、「東大や一橋、東北大、旧帝大進学者しか読まなかった」本です。で、この本も何人かにあげたんですけど、落ちこぼれは本を読みませんから、やはり落ちこぼれたままです。

なぜ、貧困が起こるのか?アベノミクスで建設バブルが起きていますが、土方はホームレス予備軍。ホームレス研究をして、日雇い労働者が若い人に仕事を奪われてホームレスになっていく、高度経済成長期に東京タワーを作った人達がホームレスになったんですよ。

だから、公共事業に反対しているんです。失業者予備軍を作るだけだから。日雇いとかトヨタ季節工は仕事があって、若いうちは高級取りなんですよ。仕事がなくなった時に、代替職がない。体力が関係ない技能職は別。日雇いが無理な仕事ってあるんですよ、板金屋も親方は技能職だから。従業員1人でも潰れていない建築屋は技能職ですよ。あとは公共事業を持ってくる総合職でもあるわけ、談合かもしれませんけどね。

中級編は、2月に、「絶対わかる法令」をやったんですが、絶対わかる法令は、技官のバイブルを沖縄県の公務員がメールで広めてくださってね、地方自治体に広まったんです。

法令入門なんですが、法令+組織論とコミュニケーション術の本ですね。ベースは、儒教、仏教、老荘思想があるわけですが。

政治のしくみは、社会がこうなっていますよという話です。じゃあ、他の人の入門書とどこが違うか、私は官僚であり、政治家の政策立案者でもあるから、実務で使う話がメイン。学者の本はね、機能していない仕組みを書いてあるから、機能していない仕組みを知っても仕事で使えないから、新聞記者でも、政治家でも、学者やジャーナリストの本を読まずに、私の本を読むんですよ。

社会の仕組みを知らないと、高卒で東京電力に就職したら、一生安泰と言われていたわけ、2011年まで。今は、建設需要、建設の仕事があるから、生きていけるよ、みたいなことをいうでしょ?ネットで。

2000年頃に、森永卓郎さんが「年収300万円で暮らす」という本を出したんですよ。2000年頃にね、年収300万円の人間が存在するなんて誰も思わなかったんですよ。私も年収500万円ぐらいで止めれると思っていたんですが、今、年収300万円って裕福な方ですよ。

東大や早慶に入れるのに、世帯年収が1千万円を下回ったら不可能ですよ。親が東大とかならともかく。東大の世帯年収が1千5百万。早慶でも1千2、3百万。一時期は東大生の親の世帯年収は2千万円を越した時期がありますからね。

勝間和代さんはね、年収400万円ぐらいの女性をターゲットに、年収600万円にする方法を売っていると思うんですが、私は子供2人を東大、または早慶にいれれるご家庭の作り方を売っているんです。共稼ぎ。1人で、年収1500万円は無理ですよ。年収800万円が2人か、シングルなら奨学金利用。

何回か書きましたが、本当の林雄介式勉強法は、最初に弁護士や官僚になったら、あとの資格は簡単でしょ?というやり方なんですが、ハードルが高すぎるので、この10年間で改良しましてね、行政書士までハードルを下げましたけど、次はねITパスポートまでハードルをさげますよ。ITパスポートは商業高校の資格ですから、これより下げたら、社会福祉の世界になりますからね。
英検4級からの人生逆転とか、いろいろ考えています。

昔の本を読めばわかると思いますが、大学時代はね、国連の就職試験の過去問を後輩に教えていましたから、国連就職レベルから英検4級までハードルをさげましたから。
簿記4級からの就活とかね。しかしね、英検4級、簿記4級、漢字検定4級、法学検定3級(スタンダード)って、相当ハイスペックな人間ですよ。単独なら持っている人はいる。じゃあね、商業高校で法学検定3級を持っている人って何人います?英検3級受かるの?受かったら、商業高校に行くか?この話をすると秘書検定3級、2級を持っているという人がいるんですよ。だったら、行政書士は受かったのか?と思うわけ。

オールジャンルで3級をとれるんですか?オールジャンルで3級をとれたらオールジャンルで2級。何をやらせても2級なら、何をやっても食べていけますよ。法律も英語も商学もITもわかる人なんかいませんよ。官僚は法律と経済と英語は1級になれますよ。しかしITや簿記、社会保険や税金、ノンキャリの仕事は出来ないでしょうね。オールジャンルで2級というのは、すごいことなんですよ。単品の1級ならうじゃうじゃいるけど、オールジャンルの2級っていないんですよ。必ず苦手な分野があるから。大学院でいうなら、2分野の修士号があれば、なんとかなる。法学修士と経済学修士みたいに。博士は、ポストがなかったら食えないから博打性が高いんですよ。理系の小保方さんみたいな博士なら、文系の修士号を取って、アメリカで管理職になった方が楽ですよ。
専門職は、博打性があるから。文系でも、アダムスミス研究でも金がかかるから個人では無理ですよ。マルクス研究でも、マルクスの初版を集めたりしたら何百万もするから、研究室でしか研究できませんよ。原稿なんか個人が買える金額じゃないし。

理系は研究室がいる。文系は資料代が高すぎる。夏目漱石の原稿や初版なんか、大学で買わなきゃ買えませんよ。

いろいろな社会の仕組みを知り、古典で普遍的なエッセンスを学び、歴史で人間がやる大まかな行動パターンを知り、生きていかないといけない。
ナチスナチスが悪いといいますが、確かにユダヤ人に酷いことをナチスはやったんだけど、ユダヤ人、イスラエルで主にパレスチナ人相手に酷いことをしていますよ。ゲシュタポはナスチの秘密警察なんだけれど、イスラエルモサドパレスチナ人相手にゲシュタポみたいなことをしていますよ。ホロコーストホロコーストと騒ぐけれどね、パレスチナ人イスラエルから弾圧されていないんですか?パレスチナ人の人権を守れよと思うわけ。

ネルソン・マンデラが大統領になってね、白人に黒人が報復しちゃいかんと言ったし、守らせた。リンカーン南北戦争に勝った時に、南軍の処分はやめましょうと言って処分しなかったんですよ。ガンジーヒンズー教イスラム教の対立を止めに行って暗殺されたんですよ。社会党の浅沼委員長、天皇崇敬社会主義者だから、右翼に殺されたんですよ。左翼が天皇制に反対していたら社会主義を叩けるけど、天皇崇敬社会主義者が社会党のトップにいたから、右翼に殺されたんですよ。
あらゆるイデオロギーを学んだら、融和しかないんですよ。イスラム教コーランムハンマド言行録も融和しろと言っている。改宗の強制もしちゃいかんと言っているんですよ。ローマ法王ヨハネ・パウロ2世は、プロテスタントユダヤ人やイスラム教に、カトリック宗教戦争を仕掛けたり、弾圧して申し訳ありませんとお詫び行脚したわけ。人類史上、他宗教に謝罪して、仲良くやりましょうと言ったローマ法王ヨハネ・パウロ2世しかいないんですよ。

十字軍は、マガジンランドの本に書きましたが、ウルバヌス2世という極悪な法王が、カトリックが弱体化していたから、カトリックの勢力を回復するために、いきなりイスラム教に攻撃をしかけたから、いまだにイスラム教からキリスト教が聖戦をいどまれるわけ。

イスラム教は、税金を支払えば信教の自由を認めていたから、カトリックからイスラム教に攻撃を仕掛けたんですよ。だから、ヨハネ・パウロ2世は、カトリックから頭を下げたんですよ。

社会をよくするには、幅広い知識がないと、知識がない活動家も政治家もカルトと同じで、人間を不幸にするんですよ。

昨日、書いたように、林雄介というのも、「今の時代のベターを語る」だけで、普遍的なエッセンスもあるけれど、千年経過したら、時代にあわない変えた方がいいことも出てくる。イエスも釈迦も孔子ムハンマドも、弟子には、私が書いたように説明しているはずなんです。もし、説明していなかったら、信じる価値もない下らない教えですよ。モーゼも口伝で、十戒は時代のベターでしかないと伝えているはずなんです。

釈迦は諸行無常、末法の教えを残したんですが、末法というのは、時代背景がかわったら、「釈迦の教えを一言一句、忠実に守ったら、人間が不幸になるから、インドのこの場所、この時代の教えですよ。エッセンスもあるけど、絶対的な教えなんかありませんよ。諸行無常諸法無我に釈迦自身の教えも入っていますからね。

自分で考えましょうね、自灯明、法灯明ですよ。
ちゃんと残してるわけですよ。

ですから、政治のしくみで最低限の社会のしくみは職種、専攻を問わず知ってほしいわけです。私は数学も歴史も法律も理科も農業も国際法も宗教もビジネスも心理学もあらゆる本を書いています。しかし、入門編は3冊+受験に受かるにして、あとは古典をやります。買わせたい本3冊じゃないですよ。買わせたいだけなら、省庁のしくみ、政治がわかるはじめての法令条例政策立案、ニッポンの農業を買わせたいし、ニッポンの農業は、世界政府をどうやって作っていくか?という経済入門だから、それを買わせたいんだけど、入門編ではないから、はずしたんですよ。

林雄介教なら、基本聖典は、「ニッポンの農業」ですよ。教祖の人類救済の具体策が書いてあるから。林雄介教の入門編ではないから、入れてないんですよ。

林雄介with,you。

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公務員が最初に学ぶ教科書として、定番の「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい
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あなたも凄いカリスマ性が身につき世の中のカラクリがわかる日本図書館協会選定図書の「政治と宗教のしくみがよくわかる本」マガジンランド

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日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。


「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(マガジンランド)、「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい)「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」、「省庁のしくみがわかると政治がグンと面白くなる」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」。