林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

仏教は人間関係の苦しみからの救済がメインの教えにある理由。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

仏教経典を読むと、初期仏教というのは、人間関係の苦しみからの救済がメインなんです。死後の救済というのは、釈迦の死後、1千年以上経過してから出てきた教えで、釈迦自身は死後の救済の話はほとんどしていないんです。

で、人間関係の葛藤。嫌いな人間と過ごす苦しみ、愛する人と離別する苦しみというのは、仏教の8大苦の2つに入っているんですね。

初期仏教経典は、人間関係の葛藤の話が多い。じゃあ、なんで人間関係の葛藤の話が仏教、特に釈迦自身が直接、説いた経典に多いか?なんです。
1つは釈迦は、他人の心がわかる神通力があったんですが、それだけで仏教が人間関係の葛藤からの救済の話が大量に出てくるわけはなくてね、釈迦は生老病死を憂いて出家したことになっていますが、そんな悩みは誰でもありますからね。

超悲観主義じゃないですか。釈迦の教えは、かなり明るいんです。悟る、悟らない以前に、超悲観主義の人間の教えではないんですよ。

若くて社会的地位がある人間が出家するというのは、現実的な原因があるはずなんです。出家は逃げるわけでしょ。哲学するだけなら、城でもできますからね。何から逃げたか?を考えると、釈迦自身が人間関係のごちゃごちゃが嫌になったから、出家したと考えるのが自然なんです。

釈迦自身が、具体的に人間関係のごちゃごちゃに苦しんでいなかったら、仏教のメインの苦しみに人間関係の葛藤なんかいれないですよ。釈迦の伝記では、生老病死が出家の原因とされていますが、生老病死が出家の原因なら、同列の苦しみの人間関係の葛藤も出家の原因と考えるべきですよね。
生老病死について考えてはいたんでしょうが、城から逃げたわけ。釈迦は、妾がいる。本妻もいましたが、父親が釈迦を慰めるために、美女を集めたという話があるんですよ。本妻と美女がいたら、どろどろの争いをしますよ。普通は。

仏教が女性の出家を拒否していた理由は謎なんですが、釈迦自身が、女性の争いに巻き込まれた過去があれば、出家させたくないでしょうね。

釈迦は、ハンサムに描かれているでしょう?ハンサムで、王族ならモテますよ。論語は、女性は苦手という書き方なんだけれど、仏教は女性を嫌っている。苦手ではなく、嫌っているということは、大奥があったわけでしょ、釈迦のために。そこで、苦労したんでしょ。
釈迦の異常なまでの、女性に対する毛嫌いというか避けている態度はおかしい、母親や妃の出家も拒否していますからね。女性の争いに巻き込まれた当事者でしょうね。

あとね、賎しい人の定義が具体的すぎる。「他人の家で美食をごちそうになりながら、その人が食事時に来ても、食事を出さない人間は賎しい(最低という意味)」、「お金を借りたのに、お金を返すように催促すると、「借金はない」と言い張る人間は賎しい(最低という意味)。」

初期経典は、釈迦本人の体験談じゃないのか?というぐらい具体的すぎる例も多いんですよ。

林雄介with,you。

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