林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介と読書する会、「大学・中庸」解説1。(入門編)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

林雄介と読書会。あとで、4月分のマガジンランドの「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(林雄介著)の解説の続きを書いておきます。

2月の「絶対スキルアップする公務員の勉強法」(林雄介、ぎょうせい
3月の「図解雑学、よくわかる政治のしくみ」(林雄介、ナツメ社)

4月の「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(林雄介、ぎょうせい)の3冊は私が何をblogやツイッター等で書いているのか理解するために最低限必要なことを書いてありますから、基本3書として、最初にお読みください。また、Googleブックスに「この通りにすれば受験に受かる」(林雄介)を無料で全文公開しておきましたから、この4冊で、だいたい私が言いたいことがわかります。
簡単に書いてありますが、完全に理解できたら、総理大臣をやれますよ、ウニでも。

これから読んでいく古典でも、簡単そうに書いてある本が一番難しく、難解そうな本はたいして難しくないのです。

私の全著作のエッセンスは、「真心と思いやりを持って、具体的に生活が豊かになり、賢くなるため」のノウハウなんです。しかし、背景にあるのは、「人類救済」。

儒教でも、釈迦でも、キリストでも私の本と似たようなことを言っています。全員、背景に人類救済があって、その時代の人々の具体的な悩み相談、修養の指針ですから、中身は共通していますよ。

さて、大学・中庸というのは、何かというと、儒教の教科書です。

これはいろいろな出版社から出ていますが、岩波文庫が一番安く、和訳も無難です。

儒教は、大学→論語孟子→中庸の順番に読みます。

論語からはじめても、論語もわかりにくいんですよ。中学校の教科書にある学んで時にこれを習う、また楽しからずや。

論語のエッセンスです。
学ぶというのは、学校でやる勉強ではなく、実学でもないのです。馬鹿が受験や勉強の話に論語のこの話を引用するので、間違って覚えている人が大多数です。

学ぶのは、「聖人に至る道」です。仏教でいうなら、「仏になる道、即身成仏の方法」です。キリスト教なら、エンゼルになる方法。

学校の勉強とか資格試験の勉強ではないから、他に学ぶ人が少なく、「朋が遠方からきたり」、「実学ではないから、わかってくれる人がいない」のです。金になる実学を学ぶ人はうじゃうじゃいるし、他の人も勉強しているなあと応援してくれますよ。

聖人に至る道。即身成仏の実社会での実践を体得するのが儒教です。儒教の知識が完璧でも、行動に真心も思いやりも、誠もなければ、学んでいないんです。

これを論語の最初に書いてあるんです。で、中学生、高校生が読んで理解できるはずがないんですよ。

儒教の学問は、受験ではないから、東大に行こうが、ハーバードに行こうが、ノーベル賞を貰おうが学問があるとは言わないのです。

そして、儒教の知識だけ学ぶと朱子学の弊害がもろにでます。大学も中庸も朱子がまとめたんですが、朱子学の弊害がある。朱子学は、知識重視で行動を伴わない。

朱子学の対極にある陽明学を学ぶ必要があるのです。陽明学は、知行合一。これも、即身成仏と同じ意味です。知恵と行動の一致という、浅い意味ではなく。孟子性善説です。仏教も、衆生本来仏なり。人間はもともと仏であると言っていますが、人間には絶対的な善の魂と生きていくための本能、欲望、悪の部分があります。

この人間の仏の部分、絶対的な善、良知に基づいて行動するのが知行合一。なので、陽明学を学んだ大阪の与力、大塩平八郎は、貧民救済のためのクーデターを起こします。吉田松陰西郷隆盛らも、国のために死ぬでしょ?。

一身上の幸せを越えて、絶対的な善を目指しますから、陽明学を理解して知行合一しちゃうと、国がおかしかったら、命を捨てて世直ししようとしますからね。

社会性は朱子学。しかし、ハートは陽明学がないと、朱子学の弊害だけの国が中国と韓国の形式儒教です。真心も思いやりもない老害蔓延る社会でしょう?朱子学の弊害です。知識かあっても、ハートがないんです。

陽明学のハートを大事にして、社会性がなくならないように朱子学をやるのが重要です。これ実践できたらね、中国、朝鮮、アジアの大半の人間を救えます。できないから中国も貧富の差があり、韓国も財閥統治社会なんです。

なぜできないか?。人類救済しようと本気で志さないから。聖人になったら、あるいは仏なら人類救済しようとする。

あらゆる宗教は、人類救済が結論です。信者だけ救うというのは邪教。で、イエスも釈迦も信者だけ救うと言っていないですよ。釈迦やイエスが死んでから、お経や聖書が作られて、聖書は定期的に改竄したから、原形すらとどめてなかったりして…。

という最低限の知識を学ぶのに、「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(林雄介、マガジンランド)を読んで欲しいわけです。

林雄介with,you。

〇林雄介のTwitter

http://twitter.com/yu_hayashi/

〇林雄介のツイッター(リスト)

https://twitter.com/yu_hayashi/lists/list

〇林雄介公式HP
http://id40.fm-p.jp/65/yusukeha/

あなたも凄いカリスマ性が身につき世の中のカラクリがわかる日本図書館協会選定図書の「政治と宗教のしくみがよくわかる本」マガジンランド

http://www.magazineland.jp/products/detail.php?product_id=490


公務員が最初に学ぶ教科書として、定番の「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい
http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=8174

〇林雄介のプロフィール、http://profile.ameba.jp/yukehaya22

〇林雄介のアメブロhttp://ameblo.jp/yukehaya22

〇林雄介ライブドア有名人ブログ・オフィシャルユーザー)
http://blog.livedoor.jp/yukehaya/

日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓
「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(マガジンランド)、「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい)「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」、「省庁のしくみがわかると政治がグンと面白くなる」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれ ば受験にうかる」(たちばな出版)、「魔法の経済学」、「スキルアップ超経済学入門」(翔雲社)、週刊漫画ゴラク連載作品「しおき華」漫画原作者、他超多数。