林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

空海 セックス(検索)

空海 セックス→してないでしょ。理趣経って、すごく平たく解説すると、「般若心経」と似たようなお経。清い汚いは、ないですよ。っていってるだけで、別に「H]しろといっていないんですよ。

問題は、後期密教、タントラ密教は、Hするんですよ。乱交イベントがあったらしい。らしいというのは、結局、滅ぶんです。

インドは、現世利益のヒンズー教イスラム教の国。仏教は商人に信者がいた。ところが、インドの商人がイスラム教商人に駆逐されていき、信者がいなくなっていく、その中でヒンズー教の過激というか、オカルト受けしそうな部分をいれたんです。密教そのものが現世利益宗教なんだけど、中期密教でも信者が増えなかったから、より過激にするために乱交イベントを入れたんです。

で、後期密教の乱交イベントは、チベットでも邪教扱いになって、結局、残っていないんです。ダライ・ラマもエッチしないでしょう?後期密教だけど・・・。

信者が集まらないから、ヒンズー教より過激なことをしようということで、セックス・イベントを取り入れたんですが、結局、その部分は残さなかったんですよね・・・。

立川真言流は、「あったか?どうか」怪しい。南北朝の政争があるから、邪教色を強めるために、でっち上げた可能性があるんだけど、それが後世残って、「実践しようとした人がいるんでない?」
性的行為で仏教的な悟りなんか得られませんよ。釈迦が、悟った後は、セックスしていないから、子供いるから、童貞じゃないと思うけど。

もし、後期密教が正しければ、チベット仏教にセックス・イベントを残したと思うし、ダライ・ラマがエッチしてますよ。チベット仏教で排斥されているということは、間違っているんです。

はやし。