林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ゆとり世代、さとり世代へ。

飲み会は、冠婚葬祭と同じ。

長期的な投資だから、「長期的な投資価値を見出せなかったら、参加する必要なし。長期的な投資的価値があると思ったら、参加する。」

非正規も派遣も同じ、「仕事は、人。で、今の人付き合いではなく、将来投資。」極端な話、官僚って、将来、出世するじゃないですか?でも、年下に頭を下げたくない人もいる。じゃあ、どういう人が本省の美味しいポストにいるのか?を観察すると、出世した人と親しい人が引き上げられている。

天下りとか再就職で美味しいポストは、「年下のキャリアと仲良くなった2種の人のポストなんですよ。」むかつくのはわかる。母方のおじいちゃんは、旧制中卒(岐阜高校)で、地方郵政局の三課長やってるから。現業から総務か人事課長までたたき上げましたからね、主要郵便局長をやって、退職して、簡保の宿を作って、そこの所長。

キャリアも、人間だから、「嫌いなやつは昇進させたくないの。」。元官僚で大臣経験者でも、入省したとの時に、ノンキャリか技官にいじめられたらしい。「勇気あるな。」お父さん、事務次官の人ね。普通は「報復人事をやりますけどね。」

飲み会も同じ。長期的に、人間関係を気づいた方がいいと思ったらいけばいい。で、最初の1,2年は、人間関係がわからないから行った方がいい。

一番怖いのは、「誰と誰が知り合いか、わからないこと。」
頭がいい人は、パイプをひけらかさないから、「目立たない人が、上とパイプを持っていることが多い。」

これみよがしにパイプを出してくる人は、「たいして持っていない。」

人脈って、普通は隠す。教えると頼まれごとをされるから。

大学で、演劇とか野球とか、いろんなチケットを売るのね。みんないろいろやってるから。関係を築く方法は1つ。ずっと買う。ずっと通う。
大きい仕事が入るでしょう?有名になると大きい仕事が入る。そのときに、古いファンをきる人は、40歳ぐらいでつまづいている。20代、30代は上手くいっても、40代以降は行き詰る。

ツイッターは「林雄介リスト以外は見なくていいですけどね」。漫画家さんが実は数十人、ミュージシャンも同じくらいかな、知ってる人だけでも。全員紹介すると毎日誰かの紹介しなきゃいけなくなるんだわ。他もいろいろいて、どこまで紹介したらいいのか?ロベリアさんは、「お姉さんがフォローしてきたから、ここ政治系なんで、やめたほうがいいですよ」といおうかなと思ったんですが、「話しこじらすと思って」、たまに紹介すると。

「世の中、お付き合いだから。」

長期的に、メリットがあると思えば、飲み会に行けばいいし、「長期的に無駄と判断して、絶対にあとで悔やまないなら、行く必要なし。」

ただ、役所でも会社でも、人間関係はわかりづらい。主導権と決定権を持っている人を探すのも難しい。「理不尽ないじめする人は、低姿勢に出て、立場が逆転したら、潰せばいい。そいつは出世しないから。」

出世する人を見抜けない人が多いの。たぶん、出世する人とお付き合いが少ないからだと思う。私は、知事でも市長でも、政治家でも普通に喧嘩してますけど、「社会全般で見たら、偉い人ですからね」。

M首相でも、「汚い部分、卑怯な部分はたくさんある。見ないようにしてるけど。」親分の汚いとこなんか、見ないふりしないとダメ。
失脚原因になりそうなときだけ、注意する。

官房長官、今年も年賀状来ましたけどね。10年以上、年賀状が来ていて、誰か知らなかったんだから。そういう凄いマメさがあるわけですよ。イデオロギーに関係なく、出世している人は、必ずマメ。

はやし。