林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介、A本、今もおすすめ?(検索回答)

林雄介、A本、今もおすすめ?(特定の返事なので、Aは作者名が入るので、名誉毀損などの関係上、伏字にします。)

「絶対スキルアップする公務員の勉強法」で、ある人物の本を薦めました。

これは、ビジネス本です。ビジネス本そのものを否定するものではありませんが、改訂版では、「ほぼ削除しました。」

セミナー屋ですからね。紹介時に「詐欺、A」、「犯罪、A」で検索をかけまくって該当はしていないことから、「紹介しました。」

紹介の経緯を書きますとね、公務員以外の人に使えるか?どうか。もう1つは、本に書いたように、「私の当時の本は、勉強本」でしたから、やはりたたき上げの人たちの研究をしていました。その中で紹介させていただきましたし、「大きな弊害はない」と考えております。

しかし、どのような組織であっても矛盾はあります。そうした矛盾も何年かたてば見つかります。そこで、「積極的に、お薦めはしませんが、有害指定をかけるほどでもない」と考えております。

セミナーは、有益であると考えています。これ、タネ明かししましょう、参加した人いるかどうかわからないけど。「世の中には、公務員のロジックが通じない人たちがいることを体験する場」として紹介しました。

「この人らを相手に仕事をしなきゃいかんのか」ということを伝えたかったわけです。私にとって、このセミナーは非常に大きなカルチャーショックを受けました。「ゲーム理論しらねえ。」「感情で動く」、「合理的に判断しない」・・・。しかし、これが大多数の国民なんだろうなあと思って。

当時の想定読者は、「地方上級、国2」の方を含む上級職の公務員ですから、「最低でも国立大以上の方には、同じ気持ちをあじわっていただけるかな?」と考えました。ですから、苦情がこれば、「私自身がセミナー料をお返しした上で、A氏を社会的に抹殺する」という前提での紹介です。

幸い、勝間和代さんや多くの著名人とA氏がコラボしたため、「私だけの責任ではないかな」と考えています。

私が、紹介する本の著者の中には、「小悪党も混じっています。しかし、犯罪者はいません。」というより、「犯罪者になるほど、根性がない小悪党の本を紹介している」のです。(あの私も公務員でしたし、版元の社会的信用も鑑み、性善説で本を紹介していない。絶対ではありませんよ、「せこい金儲けはしても、刑事事件は起こす根性はない」という判断でご紹介させていただきました。」

本で紹介する場合は、性悪説に基づき、「犯罪を犯す可能性がないか?」を徹底的に調べ、紹介しています。妄信的に紹介して、「逮捕されたら大変なことになるからです。」

「胡散臭いけれど、よく言えば、実務家。悪く言えば悪人のノウハウとして紹介させていただきました。」
また、マガジンランド等の本に書いたように、「ナポレオン・ヒル」、「エミール・クーエ」等のパクリです。そして、このこと自体は「スキルアップ執筆時に元ネタ研究をしていましたから、知っていた上で、ご紹介させていただきました。」

はじめから、「胡散臭い人物」という前提で紹介していますから、そうした点を踏まえていただき、お読みいただければ幸いです。

「もちろんのことですが、A氏らから金銭の授与などはありません。」

お薦めの意味は、「善人が書いた素晴らしい本」というニュアンスではなく、「小悪党が書いた本」という意味での紹介です。ですから、「紹介そのものは、全体としては間違っていたとは考えておりません。」

「セミナーはね、もう行く人いないと思うから、書きますよ。非常に不愉快でした。」なので、「紹介したのです。」

書いて大丈夫かな・・・。「人間って、こんなに馬鹿なの?」って、生まれてはじめて思ったんですよ・・・。でも、体験しないとわからないじゃないですか。そういう意味での「貴重な体験・・・」。これを上級職の公務員の人には体験してほしいなあと。(「感動、感激したわけではなく馬鹿がいることがわかった。」ですから、それ以降の人生に大きなプラスになったのも事実です。

ですから、上級職の公務員以外の参加はとめますよ。

最初は私も、「お人よしだから、資格試験とかそういうのを組み合わせて、セミナーに来た方たちが、ちゃんとした仕事に就けるようにとAさんに言ったんだけど。やっぱり、中卒だし・・」
で、Aさんも客員教授とかになったから、「社会的には認知されたわけでしょう?」であれば、役に立つ本ですよ。小悪党のノウハウだから。実際、胡散臭い人が、成功したわけですよね?。これは、「私には書けないノウハウです。」

しかし、この記事に書いたことをきちんと説明して、紹介すると「名誉毀損になる」ので、ぼかして紹介させていただきました。
私が、書けない小悪党のノウハウという意味では、紹介したことは間違ったとは思っていません。「スキルアップの時は、悩みましたよ。善人とは思っていないから、被害が出たら、私が作家をやめざるをえないなあ」と思って紹介したんです。でも、「そんなスキルアップが一番、売れている」ということは、社会のニーズは、「胡散臭い小悪党」のノウハウがいるんですよ・・・。

10年ぶりに、語られる真相・・・と。著名になったでしょ?Aさん。これから、潰れると思うけど。

私は、潔癖な人間だから、「悪のノウハウはない」。Aさんは悪人だから、社会で生きていくという意味での、「必要悪」のノウハウは私よりあると思う。私が善人と思う人のノウハウを紹介すると、「全員、読者が世捨て人になる」。

はやし。