林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

アメリカ型経営は焼き畑農業である。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

アメリカ型経営というのは、企業の存続を目的とした経営ではありません。基本的に、株主の利益最大化を目的とした経営なので、終身雇用を前提にしていません。

ですから、米国型経営をモデルにしたMBAや江戸幕府より歴史が浅い米国かぶれの政財界人に、経営させると、会社が潰れるのです。

永続性ということに関しては、東洋哲学、東洋の歴史を学べば実践できます。また、キリスト教も異端とされたローマ国教化以前のキリスト教には、ある程度以上の真理があります。

日本は、終身雇用、年功序列による生産性の拡大と永続的な組織存続をはかってきました。もちろん、日本型経営にも、アメリカ型経営にも、メリット、デメリットの両方があります。

大切なことは、日本型、米国型の特徴を熟知し、マクロ的、ミクロ的に適応することです。あらゆる経済の背景には文化があり、歴史があります。ですから、キリスト教ユダヤ教イスラム教、ヒンズー教仏教道教神道と各国の歴史、古典を学ばなければ、経済も見えません。

また、マニュアル化すればいいというものでもなく、科学でも経済学でも、あらゆる学問の最先端の頂点にたった人物は歴史的に必ず神や交霊術をはじめます。

しかし、最初から宗教をやると現実的なことが全くできない社会不適合者になるのです。つまり、バランスある成長が大切なのです。

団塊世代は、左翼ですから、退職後に在家得度したり、お遍路したり、死ぬ直前に、新興宗教に多額の献金をしたりするのです。→だから、マガジンランドから「よくわかる政治と宗教のしくみ」(林雄介、マガジンランド)を出版したのです。

やはり、ある程度、宗教に対する免疫が必要です。また、今、安倍首相、万歳をやっている若者は高い確率で、老いてからベーシックインカムや左翼に飛びつきます。皆さん、極端すぎるのです。

私の場合は、極端を常に極めているので、右翼でも左翼でも、宗教でも、無神論者でもだいたいの主張はわかります。

皆さんにも、バランスある成長を期待します。

続く。

林雄介with,you。