林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林一族のこと。

林一族というのは、そこそこ面白いんですよ。
八重の桜ほどではないけれど、K藩は明治維新の時に若年寄をやっている。で、私のひいひいおじいさん(東京で死んでいる)は、東京で警視庁に勤め、その子どもは鉄道官僚になるんです。なぜ、東京に行ったかはわからないんですが、藩主についって行ったのかもしれない。
または、子どもが鉄道省に勤務したので、上京したのかもしれません。

で、岐阜の屋敷はひいお爺さんがついで、潰しましたけどね。
岐阜の城下町の武家屋敷→市内で引越し(空襲で焼かれる)→今の実家に。身分は、平民とお考えいただいて構いません。奉行とかではないはずだから。戸籍上は士族。家老でも同心でも士族ですからね。

母方祖父、郵政のノンキャリ(旧制中)。地方郵政局の三課長。
父方祖父、高校教師。検定教科書の執筆者。
母方祖母、将校の家(戦犯ではないはず。)
父方祖母、地主、会社経営者(戦後、GHQに土地を奪われる)。
母方祖父一族(T山の豪族、曾おじいさん、金倉をすべて手放し、岐阜へ。)
父方祖父一族(譜代の下級侍から官吏に。曾お爺さん、なぜか家を潰す。表具屋にジョブ・チェンジ。大叔父、表具屋を継ぎ、祖父と下の兄弟は国立大へ。大叔父、鬼畜マッカーサーの卑劣なるレイテ島侵略で昭和19年12月10日、戦死、靖国へ。)
→、学問を第一にしましょうねというのは、しつこいですが、うちが家を潰しているから。あと、格差社会に反対しているのは、一回没落すると、這い上がるのに、1世代、2世代かかるから。大叔父は義務教育しか終えていない。大叔父が、働いて、弟達を大学に行かすという選択をしなかったら、私が本を書いていないですよ。大叔父、祖父、父、私と家を潰してから、持ち直すのに3代かかっている。

資産に興味がないのは、潰す前は山もかなり持っていたし、大地主だし・・・。父方、母方の資産を私が手にいれようと思ったら、小さな自治体をまるごと買うレベル・・・。どうせ、潰すなら貴族院でも衆議院でもいけばよかったんですよ。私は生まれていなかったでしょうが・・・。早稲田の津田左○吉(戦前に、古事記日本書紀の研究をやって、皇国史観を否定して、神話教育を否定しちゃったから、軍部をぶちきれさせて、早稲田大学が軍部の監視を受ける原因を作った人。)は、母方(著作権継承者、今は没後何十年で著作権切れ)。

大叔父は関係ないけど、私に歴史を語るなって感じですよ。誰のこととは言いませんけどね。一応、日本の近代史学を確立させた人なんですけどね・・・。いろいろ、思うことはあります。岩○書店から、大叔父の伝記出すか?。うちの一族は、苦労人が多いから、世襲的な商売は嫌がられるんですよ。勝手に人物伝なんか書けないから、親戚一族の許可がいる。
本そのものを書くより、親戚一族の許可を取るのが面倒。早稲田大学が全集を出す時に、著作権継承者のスタンプラリーをやっているから。
下手したら、冠奨学金があるから、著作権早稲田大学が預かって、奨学金の原資にされた可能性あり。私が死んだら、1人だけ奨学生の数を増やした奨学金を作りますけどね。早稲田大学・林雄介・記念奨学金

あんまり書くと、親戚が集まる冠婚葬祭に行きづらくなりますから、書きませんけどね。

林雄介。










それがあるので、資産に興味を持たないようにしているんです。
呑む、打つ、買うで潰したというのは見栄で、事業そのものに失敗したんじゃないかなと、明治の富国強兵のときに製糸工場でも作ろうとしたんじゃないかと・・・。で、失敗したと。