平安時代のお気楽な宗教ライフというのは、まず、生前は真言密教を中心に祈祷を受けて、明るく生きていたんです。
で、いよいよ危なくなったら、出家して阿弥陀信仰で、極楽に行ったんです。
実際に極楽にいけたか?どうか?は別ですが、末法の世も楽しく生きてはいた。死ぬ直前までは、密教や陰陽道を中心に出世祈願や恋愛祈願をして、死ぬ直前に浄土信仰に切り替えて、「極楽」にいくと。これが、平安貴族の宗教生活です。浄土信仰は死ぬ直前までやっていないんです・・・。
生きている間は、陰陽道や密教で現世の幸せを追求して、死ぬ直前にあの世の対策で浄土信仰をはじめていたんですよ・・・。
はやし。