林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

アパート経営は必ず赤字になる。学問と不動産投資。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

私もわりと甘いので、Yに借りた部屋は、エアコンのフィルターが野外におかれ、猫の糞が乗っていました。

アパートやマンションは、経年劣化します。一般的に10年後には、家賃相場が7割まで落ちます。さらに、10年後、20年後には修繕費がかかってきます。つまり、不動産屋や建築会社が見せる見積りの半額が、10年後、20年後の収入です。アホの政府が大家の救済か土建屋の救済をしたいのか?民泊を打ち出しました。しかし、宿泊者が、部屋でバーベキューをやってマンションを焼いたら誰が責任をとるのでしょうか?。ホテルも、一定数の空室や客が破損するリスクがあり、サラ金も一定数の自己破産者等を見込んでリスクヘッジしてあります。一室、二室のオーナーや10人、20人のアパートで民泊で破損された場合、外国人相手に裁判をやって取り立てることは個人では困難です。私なら、裁判やって取り立てるまでを本にして売り、セミナーにして、黒字にしますが、通常は不可能です。

アパートを建てるか?相続税を払うか?の二択なら、相続税を払った方がはるかに安いのです。というより、子や孫ができ次第、贈与税の限度額まで毎年、生前贈与を繰り返せば良いのです。そんなことは本当の金持ちの中では常識です。金持ちではなく中産階級が、中途半端な知識で銀行やマンション会社に騙され、ローンを組んで、結局、破綻するマンション経営をやるのです。もちろん、MBAをとり、メガバンクや大商社の役員をやれる経営能力があれば、投資は成功する可能性は高いですが、そんな人が中途半端なマンション経営をやるわけがない。

また地主といいますが、本物の地主は農地解放で小作人に土地を奪われています。先祖代々の土地と農家等が言いますが、正確には農地解放で払い下げられた土地です。

ですから、私の祖母の生家も農地解放以降は小作人に土地を払い下げ、会社だけが残ったのです。ところで、私の祖母は相続放棄をし、生家の財産を受けとりませんでした。財産を受け取った祖母の弟や妹は、かなり早く亡くなりました…。

財産を相続する場合、業を受け取ったり、あるいは運気が減るのです。

一般的に、私は不労所得は皆さんに勧めていません。何度も書いたように、私の4人の父方、母方の祖父母の生家は基本的には士族か豪農、豪商で資産や名があったのです。しかし、財産を失ったり、家族を亡くすことで業を減らして来たのです。そして、業の原因となった先祖は地獄にいるのです。

私が本を出したりすることを羨ましく思う人がいますが、3代かけて、一回、全財産を失い、ゼロからコツコツ真面目に働いて私が本を出せるだけの運気を蓄えたのです。

こうした因果の法則を理解し、投資を行うべきですが、やはり最大の投資は教育と学問です。学問、教育のために必要なお金を稼ぎ、子孫に高い教育を受けさせ、学問させるために投資をすればよいのです。下手に、現金や土地があると、学問しなくなります。

世襲政治家が代を重ねるにつれ、学歴が落ちるのと同じです。西本願寺門主は東大卒ですが、文1ではなく東大文学部宗教専攻で、要するにホリエモンと同じです。

ぶっちゃけ、一橋の経済からハーバードにいった楽天ホリエモンの偏差値を比較した場合、東大経済や東大法ならともかく、楽天の方が偏差値が上なのです。

また、本願寺は昭和初期に門主シルクロード探検などで教団の金を減らし、罷免されているので、まだ、門主一族に危機感があるのです。

林雄介with,you。