林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

平和のための武力行使②

続き。林雄介です。

2つ目に、尖閣諸島問題を棚上げした場合どうなるか?です。中国では反日デモが起こり、日本系企業への投石などが行われています。これは、中国国内の格差問題などのはけ口に日本がスケープゴートとして使われているわけです。では、尖閣諸島問題で海上自衛隊により毅然とした態度をとった場合どうなるか?チベットなどを見ればわかるように、中国は弱い相手には徹底的に強気です。ですから、尖閣諸島問題を棚上げし、一時的に平和解決しても、今後、日本人に対してさらに攻撃的になる可能性の方が高いでしょう。この判断を政府はしないといけない、引くべきか海上自衛隊を出すべきか?私は中国の歴史を見ると威圧外交を繰り返していますから、聖徳太子朝鮮半島に出兵し高句麗と同盟を結ぶ算段をたてた後に随と外交したように尖閣諸島海上自衛隊で封鎖すべきです。次はもっと、ムチャな要求をしてくる。で、こじれまくったら海上自衛隊の派遣ではすまなくなる。両国の武力衝突になる。近未来の武力衝突を防ぐために、海上自衛隊尖閣諸島に派遣し大きな紛争を防ぐべきではないでしょうか?

『ニッポンの農業』〔林雄介著、ぎょうせい〕、『図解雑学よくわか