しつこいですが、農林水産大臣は通常の範囲での農林水産行政の責任者です。
口蹄疫は、処理費用も人手もかかります。これは、農林水産大臣の権限では動かせない。内閣の権限です。お金も財務大臣。
自民党が農林水産大臣を罷免したがっていますが、BSEのときに武部大臣がやられたから一番の当事者じゃないですか?。誰が農林大臣やっても同じ、早期解決したいなら、総理と農林大臣と財務大臣兼務にしたら、一番早い。口蹄疫対策の予算なんかないから、予備費か新規で予算組んでくれないと人もお金も使えない。
霞ヶ関の埋蔵金も、こういうときに使うための合法的なへそくり、事業仕分けしていくと来年、再来年、他省庁で事件があってもへそくりがないから、被害が拡大するだけ。へそくりがダメなら各省庁が自由に使える予備費を毎年10%つけてください。無理でしょう?。
『ニッポンの農業』〔林雄介著、ぎょうせい〕、『図解雑学よくわかる政治のしくみ』〔林雄介著、ナツメ社〕のおまけ