林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

総中流社会で駄目なんですか?

いまの実力社会論は、極端すぎます。

総中流でいいと思いませんか?

ホリエモンか、ネットカフェ難民か?という極端な二極化をする必要はないと思います。

だいたい、人件費で諸外国に勝負できません。

原則、世界規模の鎖国

日本がアメリカで売る自動車はアメリカで作る。
アメリカが日本で売る、飛行機は日本で作る。
中国が繊維を売るなら、日本で作る。

安いところで作って高いところで売るから、もめる。
作った場所でしか売ったらだめにしたらいい。

多国籍企業も、日本なら日本法人が作って日本で売る。
アメリカの分は、アメリカ法人がアメリカで作って売る。

人件費の戦いをする必要もないし、アメリカもEUも中国やインドに会社を建てて、安く作って安く現地でうたらいいんです。最終的に、同じ品質のものを作り始めたら、人件費は全世界共通になります。

世界規模で、「規制」をかける。かける母体は、世界政府しか無理です。国連にそんな権限はないですから。

本当は、EUやAUのような地域経済連合の発展形に、政治の統合がある。
北アメリカ、南アメリカ、EU+イスラエル+ロシア、アジア太平洋連合、AU+アラブ連合。5個の連合を作って通貨統合、経済統合、政治統合をやっていったらいい。
EUみたいに公用語も国の数だけある。

語学も第3外国語が出てきますよ、英語と中国語とハングルやインドネシア語。マレー語とか・・・。
それで、何ヶ国語も覚えられるわけがないから、統一言語を作るはずです。エスペラント語ではないと思う。エスペラント語自体が、特殊ですから・・・。

人造言語は、10年ぐらいかけて、世界で話し合って作ったほうがいい。

大学入試の必須科目にしたらいやでも覚えますよ。