林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

岐阜市長は信任されるのか?

細江前岐阜市長が、市岐商の移管による立命館誘致で辞任しました

報道によれば、反対派からの対立候補は立候補しないようです

で、果たして市長選挙に勝つことで民意を問えるかどうかです

まず、地方自治体は市長と市議会に権力があります。アメリカの大統領制と同じです。

市長と市議会の権限は違います。

結論から書くと、選挙で細江前岐阜市長が再任されれば直近の民意は、細江前岐阜市長に賛成です。ただし、市議会は市議会で認めるということになり、簡単にいうと市長なりに立命館を誘致したいなら市議会を説得しろと市民が判断したと推定せざるを得ません。
公約に立命館誘致をあげているので、立命館誘致を市民が条件つきで認めたことになります。条件は、市議会の説得

細江前岐阜市長に反対なら、選挙で引きずりおろすしかありません。
民主主義は、選挙で白黒をつけるものだからです

あとは、議会が市長を不信任にするしかない。

細江前岐阜市長が正しい正しくないではなくて、選挙に無投票であれ勝つというのは市民が理屈の上では信任したということですだから、選挙は大事なんです。本にしつこく書いてありますが。どんな政治家が当選してもマイナスの政策も受け入