林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

正しい愚痴の聞き方。(=^ ▽ ^=)〔ストレスケア〕

こんにちは。林雄介です。いつもご訪問ありがとうございます。お昼ご飯なう。

さて、「正しい愚痴の聞き方」、正しい愚痴の聞き方って、ちょっと変な日本語ですけれど、正しい相談の受け方といったらよいのでしょうか?

愚痴でも、相談でも聞くときの最大のコツは、「相手に感情移入をしない。真剣に聞きすぎない」ことだと私は思います。

愚痴を聞くと気が滅入るのは、感情移入をするからです。

他人の愚痴を聞いて、気分が滅入る人、落ち込む人、沈む人は優しいんです。優しいから愚痴を聞いてあげるし、感情移入して気が滅入るんです。


「愚痴を聞いて、気分が沈むのは同情するから。」

愚痴の正しい聞き方は、感情移入をしない。絶対に、同情しない。

で、長時間、絶対に聞かない。特に深刻な悩みは聞いている方が耐えられなくなることがあります。実体験ですね。

だいたい30分から1時間が限度でしょう…。

聞き流しているのなら、大丈夫でしょうけれど…。


「あくまで、第三者的に聞く。」ことが大切です。

だいたい、愚痴って言った方はすっきりします。

そして、聞かされた方は落ち込みます。

「ですから、愚痴は真剣に聞かない。」

そして、もっと大事なことは、愚痴を聞かされているのか?答えを建設的に求められている相談をされている?のかです。この区別が大事です。

解決策があるものなら相談です。

しかし、愚痴は解決策がない。ないというより、誰かに聞いてもらったら感情が満たされてとりあえず解決するのが愚痴ですよね?。(ファービーシーマンにいえばいいと思うんですが…。)

相談と愚痴は、根本的に違います。

相談は、解決策を見つける作業です。

愚痴は、話すことが目的です。真剣に愚痴を聞いたら、たぶん、皆さんは落ち込みます。(落ち込まない人は、愚痴そのものを聞いてくれませんから。)

愚痴を聞かないというのも手段です。しかし、家族とか同僚とか友達とか聞かざるを得ない愚痴があるでしょう?

話はちゃんと聞いて相づちはちゃんとうって、違うことを考えるとか、「とにかく同情したり、感情移入して一緒に怒ったりするような真剣な聞き方をしない。」

愚痴と相談は、わけて考えて、相談でも第三者的に考えなかったら、愚痴と同じです。

愚痴はクールに処理しないと、愚痴をいつも聞いている優しい人、気分が沈みまくりますよ。


土曜日の今日もご訪問ありがとうございます。


林雄介with you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」、「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」(ナツメ社)、「絶対スキルアップする公務員の勉強法」、「絶対わかる法令・条例実務入門」、「ニッポンの農業」、「公務員の教科書〔算数・数学〕」(ぎょうせい)、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)