林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

西日本中心の平成版、安土桃山時代を。

いつもありがとうございます。林雄介です。

電気供給があれば、東京ドームでナイターをやって、花見もガンガンやって、東北の人達が避難所生活をしているのに首都圏は不謹慎と言われるくらいの方が、東北復興は早まるのです。震災復興はお金がいります。そのお金は、経済活動が生み出すのです。人がお金を使わなくなれば、経済活動は停滞し、失業者が日本全体で増え、さらに経済活動が停滞し税金が集まらず増税され、さらに経済活動が停滞するのです。
いま、東京電力管内で節電しているのは自粛が楽しいから自粛しているのではなく、節電をしないと首都圏そのものが停電するからです。
そして、必要なライフライン生産のために節電しているのです。

東京電力管内の方は、名古屋や大阪、西日本で豪遊して下さい。
本当は、電力があれば、被災地が猛激怒するレベルで首都圏でミニバブルなみに浪費活動が行われた方がよいのです。それで、経済活動を活性化させ、財源も確保して、震災復興を行うのです。しかし、いま、首都圏で電気を使うと生産ラインもとまり、物資不足も起こります。

日本で、東日本がダメになったのは戦後初です。

西日本と電気の周波数が違ったのも、かえって良かったかもしれません。東日本に電気を送るために西日本が自粛モードになれば日本経済は停止するからです。
西日本は、不謹慎なくらいバカ騒ぎをしてください。安土桃山時代のように西日本中心の絢爛豪華な社会にして下さい。
電気供給の総量規制がある以上、首都圏で経済活性化は難しいのです。

林雄介with,you。

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