林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

鬼は慈悲深い。〔明日、死んでもいいように書いておきます。〕

いつもありがとうございます。林雄介です。

死の恐怖というのは、最悪どうなるかわからないことですね。まず、あの世がない場合は死んだら無になりますから、気にする必要はありません。

問題はあの世があった場合、最悪の結果は地獄ですよね。

じゃあ、地獄に落ちたらどうしたらいいのか?

結論から言えば、鬼は「最もお人好しな神仏が鬼」である。ということです。

なぜ、鬼は地獄で鬼をやっているのか?悪人を罰するための鬼は本当に怖いのか?

実は、怖くないんです。

閻魔経では、閻魔大王地蔵菩薩に化身すると書いてあります。実際に閻魔大王地蔵菩薩に化身できます。その閻魔大王のファミリーが鬼です。インド神話に出てくる最初の人類であるヤマが優しすぎてこの世に悪が蔓延ってきたので、ヤマが一族と地獄の運営をしているのです。ヤマも鬼も、優しい慈悲深い神様だから、他の神様がやりたがらない地獄の汚れ仕事をやっているのです。

ですから、鬼も閻魔大王も優しいお人好しな神様です。善人が閻魔大王にあうとヤマで出てきて優しい顔をされている。なまはげと同じで、中身は優しいんです。しかし、ヤマの顔だと悪人になめられるから閻魔大王の滅茶苦茶、怖い姿ででてくるのです。一般人には、優しいです。

で、善の固まりだから、鬼にゴマすったりおだてたりしない方がいいです。潔癖なところがあるから。鬼に頼ったらいいんです。

鬼が慈悲深い、実は正義の固まりでいやいや、汚れ仕事をしている神様なんだということがわかっていれば、地獄でも大丈夫です。

鬼や閻魔大王地蔵菩薩に化身して助けてもらったらいいんです。罪は罪で消えませんけど、助けてはくれます。刑期が消えるまで責め苦は続きますが、地獄と天国セットで人材養成をしていますから、地獄も人間を向上させる教育機関の一つです。

あと、地獄は天国に行くのと同じくらいいくのが難しい。かなり人を不幸にしないと地獄に行けない。社会的な影響力がないと天国も地獄も行きづらいんです。
普通は地獄と天国を行き来しながら、向上しますから、いちいち地獄に行った、天国に行ったと一喜一憂しない方がいいです。社会の汚れ仕事をさせて地獄に落として、生まれ変わって次、天国とか。天国だけで来たら、父親が独裁者で後をついで地獄に行くとか、両方に行くものです。

林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)



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