いつもありがとうございます。林雄介です。
いつもご訪問、本当に本当にありがとうございます。読者だけ、最後は救われ、物質的にも精神的にも幸せになりますようにと祈りたいですが、やはり、まず、日本人、次に全人類が必ず幸せになるように祈るのです。
さて、老荘思想は、やりすぎると社会性がなくなり、社会的には全く役に立たない人間が出来上がるのです。しかし、老荘思想がないと、欲望のままにバブル経済の時のように足を知り分に安んずることもないのです。
何事もバランスが大事です。私は、老荘思想には本はたくさん読んではいても影響されないように気をつけています。完全に世捨て人の仙人になる恐れが高いからです。
私に世捨て人願望があるということは、多かれ少なかれ皆さんにもあるのかもしれません。
まあ、野心でギラギラで稼げば勝ちとか、極端な野心家は読者にいないでしょう。石橋を叩いて命綱をつけて渡るプチ野心家、安定志向野心家はおられるでしょうけれど。
野心は悪いことではないですよ。出世欲も悪いことではないですよ。向上心ですから。野心や出世欲が問題になるのは、他人を犠牲にして自分及び一族、仲間の出世、成功、自己実現を目指すからですよ。皆が幸せになるように、社会のお役に立つように勉強し努力し、出世したり、財をなすのは問題ない。向上心の現れです。他人を不幸にして財をなしたら、ダメですけど。ただ、ダメというよりも永続性がないのです。サラ金でも続かないでしょう？
政治家、実業家、一般人、みんな観察していて、永続性がないお家は他人を不幸にしているわけね。
で、財産を築いた三代目か四代目が私のところに、ボロボロになってご相談にいらっしゃるというのが黄金パターンです。ボロボロだから、私が出費になると。
ですから、他人が幸せになる形で財産を築く、財産より学問、教育に投資してあまり財産を残さない方がいいと個人的には思いますが…。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」（日本文芸社）、「この通りにすれば受験にうかる」（たちばな出版）
