続きです。
仏の読者の話、ご存知の方もいらしゃると思いますけれど、100人読者さん、支援者さん、お客さんがいたらね、無条件で応援してくれるのが3%、まあ、5%という説もありますが、「どんなくだらない中身」でも読んで下さる読者さん、これは誰でも100人いたら3~5人です。
ですから、本だと数百人は私の本を絶対に買って下さるわけ。で、あとは中味が良かったり興味があったら買って下さるわけ。ブログもそうですね。
毎日、更新してもしなくても数百人はいらっしゃるのね。
逆に数百人は私のことが大嫌いな人がいると思うんですね。
以前、八方美人にならない方がいいと書きましたけど、私はやろうと思えば、人ってね、他人にこういう風にあって欲しいという理想がある。まあ、それが満たされないから夫婦喧嘩や組織でもゴチャゴチャ揉めるんですけど、理想的な人間を演じれます。ある人にとっての理想的な人物像がわかるんですね。しかし、人間関係が続かないんですよ。で、Aさんの理想的人物像とBさんの理想的人物像って違いますから。
何回も言っていることですが、本を出しているとありえないような理想的人物像に重ね合わせて、見る人が出てくるのね。これが、カリスマ、虚像ですね。
で、皆さんがやって欲しくないこともありますね。「天才売れっ子ベストセラー作家」に改名してみたり、いまは「パンダパンが好きな作家」に変えましたけど、こういう私が好きという人も10人くらいいますけど、まあ、大多数の方はひきますよ。あんまりやりすぎると、完全に読者がいなくなりますけど。読者を減らす方法って簡単です。読者を増やそうとしたら、個性が薄まるから読者が減りますね。読者を減らそうとしている間は0にはならないですね。
個性を完全になくしたら新聞紙や教科書とかわりませんよ。私の文章じゃなくてもいいわけね。個性て、物真似ですよ。インプットがあって、そこからオリジナルが出てくる。育った環境やいろいろありますがそれも含めてインプットなんですけれど。潜在意識とか潜在能力といいますが、ゼロから潜在能力なんかでてこないですよ。潜在能力って感性です。表現手段はインプットがなかったら、感性が発達していても他人に理解できるように表現できないでしょう?
林雄介。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)