林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

陽明学的、知行合一経営術。o(^▽^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o

風邪ひいたみたいです。

さて、これからの時代は陽明学知行合一の経営理念で組織を動かしていく。そういう素晴らしい経営理念を掲げた企業が増えています。

陽明学というのは、明治維新の一つの原動力です。吉田松陰であるとか、また、貧民救済のために立ち上がった大塩平八郎であるとか、西郷隆盛さんなんかもパックボーンに陽明学的な思想があると言われております。ですから、これからの企業は知行合一でいかねばならない、そういうことを言ってる経営者いませんか?。

陽明学のいう知行合一って、知識と行動の一致、言行一致じゃありませんよ、王陽明がいってる「知」は「良知」です。「良知」って、人間に内在する100%の絶対的な善、至善のことですよ。
人間に内在する100%の善と日常行動を一致させた聖人に至る道が知行合一です。だから、打ち首覚悟で、損得を越えて貧民救済のために挙兵したり、明治維新という革命に命をかけて、打ち首になる。西南戦争で士族の死に場所を与えて死んでいく。

知行合一を経営理念に掲げたら会社の金を全部、開発途上国に寄付して世のため人のために、格差社会をなくすんだって社員が革命を起こしたりして。政治家も知行合一して選挙なんかできませんよ。知行合一の知は絶対善、至善だからこの世の悪と妥協しない、絶対な正義を貫く道だから。知行合一と釈迦の悟りの境地、成仏、同じ意味ですよ。

知識と行動の一致じゃありませんよ、知行合一は…。勘違いしてる人いますけど…。

林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)