林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

学問を志した人は大衆ではない。はじめは小さな向上心。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

誤解を受けやすいのですが、大衆の定義は林雄介的には学問をしない人です。学歴ではないですよ。学歴は手段であって、目的ではないし、学歴が目的になれば永遠に大衆社会が続きますよ。

例えば、山田洋次監督の夜間中学の映画でいのさん?、がいていのさんは字が書けないんですね。だから、免許をとるために字を習いにきているんですね。つまり、向学心、向上心がある。ですから、いのさんは学問があるんです。学問は学び続ける向学心を死ぬまで持ち続けることで、学歴や知識の量は関係ないんです。

例えば、中島みゆきさんのファイトで中卒の女の子やから仕事もらわれへんけど、定時制通信制高校にいったら高卒になるわけでしょう?いきなり、飛躍はできませんから、中卒の人が高卒になる。高卒の人が通信制で、例えば中央大学や法政大学や放送大学にいく。学問の人ですよ。

あるいは、ファイトに出てきた女の子が、福沢さんの学問のすすめの現代語訳をみて、学問は大事だと思って具体的に簿記なのか高卒認定資格か知りませんが、学びはじめたら学問の人ですよ。

学ぶ意志があって、学び続けていれば、それが読み書きや九九かもしれない。しかし、学問をしている人なんです。これは誤解をされたら困ります。

そして、学問を進めたら、それが生活や考え方の改善に繋がって一定水準を越えたのが賢者で、賢者が歴史を学び生き様の中で行動に善なる心で常に現実的に言行一致したら聖人ですよ、で、聖人が天の意志を正しくキャッチできるようになったのが聖帝や釈迦や孔子聖徳太子イエス・キリスト諸葛孔明ですから。
小さな向上心からスタートしてやめなければ、全ての人が賢者になり、賢者から聖人になります。その状態で政治でも経済でもやったらなんでも上手くいきます。

それを目指すべきですし、これができたら大衆社会から脱却できるんです。

林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)