林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

今上帝が何代目かはどうでもいいことです。国会で聞く政治家の方が不敬の極みです。

いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o

無知な政治家の党利党略と軍部が太平洋戦争を引き起こしたのです。美濃部先生の天皇機関説を党利党略で批判し、軍国化したんですよ。それは、政治家に私心や権力欲があったからです。藤原氏は言うまでもなく、どれだけの悪人が天皇を利用し私利私欲と権力欲を満たすために日本を滅茶苦茶にしてきたか、歴史を振り返ればわかることです。

本当に、愛国心があるなら、口先で天皇様のことを持ち出すはずがない。本当に国と国民を思うなら、今上帝が何代目の天皇様でも関係ないのです。天皇陛下がどういうお気持ちで、国を思い民を思い全くの私心なく行動されたのか考えていないから、党利党略で天皇陛下について国会質問するパフォーマーが出てくるのです。明治時代、どれだけ明治聖下が国を思い、苦悩し、捨て身の精神で平和主義者でありながら、仕方なく日露戦争に巻き込まれたのか?
なぜ、昭和天皇様が、日本が敗戦した際にマッカーサーに自分はどうなってもいいから日本人を助けて欲しいとおっしゃったのか?なぜ、今上帝が被災地を慰問し膝をつき、また、震災後にビデオでお言葉を発せられたのか?

一点の曇りなく、私心なく民の幸せしか願っていない唯一の存在が天皇陛下だからです。天皇陛下を政治利用すれば自民党だろうが、民主党右翼だろうが、左翼だろうが、藤原氏蘇我氏、また、弓削道鏡と全く変わらないのです。

そして、古事記は寓話であり神典です。神武東征のようにネイティブを大和朝廷に組み込んでいったのは事実でしょう。しかし、その中で征服した神々を古事記に組み込みました。しかし、本来は全て天津神国津神の末裔が日本人なのです。アイヌ国津神でありかつネイティブなのです。
しかし、本来は天孫降臨征服王朝ではなく天津神国津神の融合なのです。そして、少なくとも日本人に帰化していれば日本の神々は守るのです。寛容と平和の神々が日本の神でありそれが日本人全ての先祖なのです。北海道も沖縄も神聖地です。しかし、これは日本の秘中の秘なのです。

最低、天皇陛下の質問をした国会議員は天孫の子孫であり、強制を好まず融和と寛容の神々の子孫であることを強く自覚し、学問し戦前のような党利党略に走り太平洋戦争をしたり、藤原氏弓削道鏡にならないように猛省すべきです。

林雄介with,you。

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