林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

大物になる方法。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

大物ほど面倒見がいいです。他人の面倒見、井上ひさし先生なんか滅茶苦茶、親切ですね。頭が良くても面倒見が悪い方もいますからね。大物ほど気さくです。名前は書けませんが、私の本で何回か紹介した方でまだ生きていてほぼ全ての日本人が知っている方、普通に手紙を下さいます。超大物はビックリするくらい気さくですよ。やや大物は勿体ぶる。

名前は出せませんが、ある政治家で大物がいます。学はないんです。漢の高祖、劉邦と同じです。その方は劉邦を知らない可能性もあります。しかし、劉邦であると。将の将たる器って、本人ができなくていいんですよ、できる人間にやらせて褒美を与えたら。中途半端に頭がいいと人に任せたり、褒美をケチるから将にはなれても、将の将にはなれないんですね。私は将の補佐たる器はあっても、将の将にはなれないですね。これは天性の才能です。

最後は、志なんですね。目指すものが地域社会への貢献で重要ですし立派です。しかし、それは私の祖母がやってきたことで私が目指すものではありません。

皆さんも志は大きくして、今の立場で少しずつ向上して世の中を良くしていけばよいのです。
その方の話に戻すと、志が小さすぎるんです。最低、日本かアジア全体、普通は人類救済、まあ、宇宙救済までいったら凄いです。目指すものが地域社会への貢献だからそのレベルまでの人間しか集まらない。もし、同じ政治家が私心なく人類救済を志にして県会議員をやったらノーベル賞を貰っている人材が集まるんですよ。本人が地域への貢献しか志ないからまあせいぜい集まって大学教授とか大学の学長クラスですよ。ノーベル経済学賞アマルティア・センは世界の貧困をなくそうとしているわけです。人類救済を志して、県会議員をやっていたらアマルティア・センだってきますよ。地域の発展にスティグリツ〔ノーベル経済学賞〕やアマルティア・センがこないですよ。常駐する世界レベルの人材を集めようと思ったら、県会議員なら県会議員のまま、知事なら知事、市議会議員なら市議会議員のまま、志を最低、人類救済にして地域からまず良くしていけばよいのです。

林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)。